ロシアW杯まで残り1カ月となりました。
まぁ全く盛り上がってません。
一応、日本はポーランド、セネガル、コロンビアというグループHに入りました。
いつぞや選考会の中継見ていたら、最後に韓国と日本が残り、韓国がきついグループ入ってました。
参加国全部格上なので、どこ入ってもきついことに違いは無いんですが。
プロフェッショナル=ケイスケホンダの本田圭佑さんが
「優勝する確率は1%に満たないかもしれない」と発言されてました。
参加してるということで可能性があるってだけで実質0%でしょう。
日本人、相変わらずサッカー下手です。
根付いてないからといえばそれまでなんですが、日本代表の在り方や報道の仕方に多いに疑問を感じます。
PV数が無いのをいいことにひたすら愚痴っていきたいと思います。
監督選び
まずは監督選び。圧倒的なセンスの無さを感じます。
すぐに外国人。適当な人材がいないのも分かります。
ただ今までに自国開催以外で決勝トーナメントに進んだのって岡田監督だけ。
私はやはり日本人が適任ではないかと思います。
外国人の大監督を招聘しようかと思えば予算が足りないし、やっていることが中途半端です。
今までのW杯の歴代優勝監督を見てみましょう。
1934年イタリア大会優勝国:イタリア 監督:ヴィトーリオ・ポッゾ(イタリア)
1938年フランス大会優勝国:イタリア 監督:ヴィトーリオ・ポッゾ(イタリア)
1950年ブラジル大会優勝国:ウルグアイ 監督:フアン・ロペス・フォンタナ(ウルグアイ)
1954年スイス大会優勝国:西ドイツ 監督:ゼップ・ヘルベルガー(ドイツ)
1958年スウェーデン大会優勝国:ブラジル 監督:ビセンテ・フェオラ(ブラジル)
1962年チリ大会優勝国:ブラジル 監督:アイモレ・モレイラ(ブラジル)
1966年イングランド大会優勝国:イングランド 監督:アルフ・ラムゼイ(イングランド)
1970年メキシコ大会優勝国:ブラジル 監督:マリオ・ザガロ(ブラジル)
1974年西ドイツ大会優勝国:西ドイツ 監督:ヘルムート・シェーン(ドイツ)
1982年スペイン大会優勝国:イタリア 監督:エンツォ・ベアルツォット(イタリア)
1978年アルゼンチン大会優勝国:アルゼンチン 監督:セサル・ルイス・メノッティ(アルゼンチン)
1986年メキシコ大会優勝国:アルゼンチン 監督:カルロス・ビラルド(アルゼンチン)
1990年イタリア大会優勝国:西ドイツ 監督:フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)
1994年アメリカ大会優勝国:ブラジル 監督:カルロス・アルベルト・パレイラ(ブラジル)
1998年フランス大会優勝国:フランス 監督:エメ・ジャケ(フランス)
2002年日韓大会優勝国:ブラジル 監督:ルイス・フェリペ・スコラーリ(ブラジル)
2006年ドイツ大会優勝国:イタリア 監督:マルチェロ・リッピ(イタリア)
2010年南アフリカ大会優勝国:スペイン 監督:ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン)
2014年ブラジル大会優勝国:ドイツ 監督:ヨアヒム・レーヴ(ドイツ)
これを見たらすぐに分かる通り、自国出身の監督以外優勝していません。
私は結構保守的な人間なので、こういったことを大事にします。
そりゃ次の大会は違うかもしれませんし、いつかは外国人監督も優勝するでしょう。
しかし、それでも確率的にいえば例外レベル。
サッカーって完全にチームワークのスポーツですから監督は非常に大事です。
野球であれば監督の采配によって影響を受ける試合は10~15試合と言われています。
しかも成績も完全に数字化されて、このご時世セイバーも充実していますから人選もある程度決まってきます。
しかし、サッカーは監督がしたいサッカーに合う選手、もしくは選手に合わせて監督の采配を変えて戦わなければいけません。
また代表チームとなるとどうしてもナショナリズムが関係してきます。
あのスペイン代表ですら、ナショナリズムの不統一により初優勝が2010年と時間を要しました。
まずは言葉の問題、文化の問題、育ち方への理解などそういった面を理解することにより、戦術的に戦うことができるのではないでしょうか。
こういった点は外国人監督には無理です。
先日、いきなりハリルホジッチを解雇して西野監督が就任しました。
このことは個人的にプラスと捉えましたが、どうせなら4年間日本人監督のもとでしっかりチームを作り上げて戦って頂きたいです。
決定力不足とかいう言い訳
よくマスコミや監督、選手のインタビューで決定力不足っていうキーワード聞きますよね?
この言い訳、やめてください。
決定力不足って、サッカーなんてほとんど点が入らない守備ゲー。
ゲームの性質上、決定力がある=強いチームです。
決定力がある人はその時点でロナウドやメッシみたいなスーパースターです。
チャンスを物にする確率が抜群に高い。
そういった人は日本を含むほとんどのチームにいないんですから問題はそこじゃないでしょう。
「チャンスはあったんですけど、決めきれませんでした。」
じゃなくて…そのチャンスを何割、物にできるかを競うゲームです。
飽きましたよこの言葉。
こんな表現でオブラートに包むんじゃなくて、能力不足、下手くそとか言えばいいんです。
怪我人を無理して使うな
「足首の状態が不安で…」
「怪我明けですからコンディションが…」
おいおい勘弁してくれよ。4年に1回のW杯に向けて調整して頑張るもんでしょ。
そこにコンディション面に不安を抱えるようじゃ調整能力が低い、もしくは持ってないってやつです。
プロ野球でいうキャンプ中の怪我みたいなもんです。どっと疲れます。
それもクラブチームならぎり分かりますが、代表ですよ?
それなりの人材集めれるんですからそんな選手無理して起用しないでください。
代わりになる選手がいないって基本的にそこまでの選手いませんよ。誰か代わりがいます。
組織ってそういうもんでしょう。
クラブチームでスタメンで活躍している選手を使え
「某一流クラブにいますが、出場機会に恵まれていないため試合勘が心配です」
いや、レギュラー使えよ。
レギュラーじゃない時点でそいつは下手くそなんだし、どこか劣っている部分があるんだからベンチに甘んじているんです。
監督の方針と合わないならW杯前にレギュラーとして出れるクラブチームに移籍するべき。
クラブチームでベンチの選手を無理して使うな。
スポーツ選手なんで試合出てなんぼです。
まとめ
言い訳の余地を残すような人選をするなというのが個人的な意見です。
サッカーだけではないですが、出来ない奴に限ってすぐ言い訳を始める。
愚痴ばかりになりましたが、W杯に出れるだけでも素晴らしいことです。
なにより W杯に出続けるということは非常に大切なことだと思います。
4年に1回騒いでマスコミが取り上げることによって、また新たな人材が集まり育ち、徐々に力をつけていくと私は本気で勘違いしていますから。
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