【キングダム】李牧とかいうぐう無能な将軍

2019年1月27日漫画, 歴史キングダム, 漫画, 李牧, 無能

キングダムという漫画が大好きで、何度も読み返しています。

単行本では今、王翦の鄴攻めが行われ、李牧との知略戦が繰り広げられています。

読んでて如何にもラスボス感があるように描かれている李牧さん、 実はとてつもない無能なのではないかと思い始めました。

そこで今までの李牧さんの無能っぷりをまとめてみたいと思います。

史実的なネタバレがあるので読まれる方は注意してください。

李牧とは

史実では中国において『起翦頗牧 用軍最精』と謳われる程の名将。

意味は白、王、廉、李は軍を用いると最も精通しているという意味。

守備の名将としても知られています。

現に 秦一強であるこの時代に秦から領土を奪い返した唯一の武将です。

秦の最大の敵は序盤中盤は李牧、終盤は項燕で間違いないでしょう。

最終的には桓騎を破り、王翦の謀によって殺されます。

史実ではぐう有能だったのは間違いないでしょう。

趙による秦への侵攻(VS王騎)

趙による秦侵攻において李牧さん初登場です。

三大天の名に相応しい実績を残すために王騎に目をつけ王騎を殺すために、李牧が仕掛けたこの戦。

仕掛けたといっても、王騎に李牧さんの存在知られていませんよね?

これって野球でいうところのいきなりの代打柳田みたいなもんでしょう。

聡い王騎は李牧さんの存在に感づいていましたが、あまりフェアな戦いとは言えません。

しかし不意打ちとはいえ、結果的に李牧さんの戦略が勝っていたのは間違いないのでそこはいいでしょう。

戦略といっても、かなりの龐煖頼みなんですが、 李牧さんの龐煖頼みはすでにここから始まっています。

何が一番無能ってその後の処置

どう考えても全力で蒙武、騰、信、羌瘣を殺すべきです。

王騎の陰に隠れていた騰、出世前の信、羌瘣などは致し方ないでしょう。しかし、後の趙国のことを考えると 蒙武だけは絶対に始末しておくべきです。

「亡骸を辱めるよりこれ以上味方に犠牲を出させぬことの方が大事ではないのか!」(キリッ)

こんなこと言ってる場合じゃありません。

おっしゃる通り亡骸なんてどうでもいいんです。

亡骸を辱めるのではなく、 蒙武とその場にいる騰を含む王騎残党軍を後のために全力で蹂躙してください。

亡骸なんか放っておいていいですから。

いくらなんでも無能すぎます。

趙燕戦(VS劇辛)

合従軍戦の布石となる劇辛戦です。

この戦も無能っぷりが半端ない。

圧倒的な力の差を示して勝ってみせますといいつつ、劇辛将軍にあっさり本陣の場所がばれています。

「お見事です。劇辛将軍」(キリッ)ではありません。

その後、李牧さんの想像を超えて劇辛の騎馬本体は李牧本陣を捉えます。

ここで得意の龐煖頼り。 龐煖がいないと完全に負け戦です。

あっさり完勝したかのように描かれていますが、劇辛との知略争いに李牧さん完全に負けてます。

いくらなんでもださすぎます。

秦VS合従軍

ここでも相変わらず無能です。

李牧さんは全軍の総指揮を任されます。

函谷関防衛線

まずは前半の函谷関防衛線

趙12万VS秦4万 楚15万VS秦9万 燕12万VS秦7万 魏・韓15万VS秦軍数不明

この勢力差で始まります。

驚くべきことに、 李牧さん全ての局面で負けます。

無能の極みです。

百歩譲って函谷関上とオルドVS王翦は砦戦ということもあって仕方ないでしょう。

城攻めは3倍の兵力が必要と言われたりもしますから。

しかしこの勢力差があって全敗はないでしょう。

禍燐の策で出し抜いても結果上手くいってませんから、函谷関の戦いは李牧さん全敗と言っても差し支えないでしょう。

0勝4敗です。かっこよすぎます。私のメンタルなら恥ずかしくて自害しています。

麃公戦

次に咸陽に向かう途中の麃公戦

ここでも無能の極みを発します。

麃公にあっさり『流動』とかいう謎戦術を見破られ、本陣に辿り着かれます。

「敬服いたしますよ 麃公」(キリッ)

ではありません。

結局この場においても「龐煖さーん」と泣きついて龐煖にやらせてます。

得意の龐煖頼みです。

蕞攻略戦

最後に蕞での戦い。

民間人に武器を持たせ、秦王が士気を高めることによって李牧と戦います。

しかも秦王が蕞にいることが分かり、咸陽を落とすための兵力を温存する必要がなくなった。

極めて優位に立ちます。にも関わらず大敗です。

この戦での李牧さんの落ち度も凄まじい。

あの阿呆の信ですら「この城で何日しのげばいいのか?算段があるだろ?」と昌文君に尋ねています。

要するに 誰の目で見ても何か策があるんです。

そりゃ大軍で民間人しかいない城囲っているんですからいつかは落ちます。

何かしら 蕞で粘るには算段があって粘っているんです。

それにも関わらず李牧さんは

などといった体たらく。

蕞を落とすことに精一杯で大局を見失っています。

李牧さん、暗黒期マリナーズばりの連敗街道まっしぐらです。

黒羊戦後

李牧さん突如イキり出します。

黒羊戦でも「桓騎の力を見誤りました…私の落ち度です」と間接的ですが相変わらず負け続きの李牧さん。

なぜか急にイキり出します。

もはや更年期障害といってもいいのではないでしょうか。

情緒不安定です。

しかも秦に対しては不意打ちの王騎に対しての一勝だけ。

その唯一の勝利も詰めの甘さを露呈しています。

趙を含む5ヵ国の合従軍で挑んでも大敗という始末。

要するにもはやそれだけ秦が強いんです。

どの面下げて大国相手にこんなにイキれるのか思慮が浅い私には到底理解できません。

このメンタルは見習いたいものです。

鄴攻防戦

今は鄴攻めをしている王翦と知略合戦をしている李牧さん。

列尾を弱くして趙王都圏で窒息させる作戦をとっています。

これに関しても

勝てる戦しかしない王翦が入ってきたには何らかの理由があるはずです。

兵糧数がはっきりしていない鄴の兵糧攻めでは決め手が弱い。

さらにいえば、鄴を取ったところで秦の兵糧問題は解決しませんからそういった意味でもカモフラージュでしょう。

兵糧攻め以外に何かしら王翦の軍略があるんです。

朱海平原において必殺の別動隊とかいってなぜか麻鉱の首が取れた李牧さん

もはや策も何も単なる力業です。無茶苦茶です。

史実通りにいけば、この戦においても王都圏という圧倒的ホームで敗れてしまう李牧さん。

自分の思う通り事が進み、作戦通り兵站もない時限的な秦軍と対戦するにも関わらず。

はっきりいって悲しすぎます。

もはやダサすぎて笑えてきます。

しかし、何かしら王翦をびびらすほどの活躍を見せないと、計略を用いてまで李牧さんを殺すということにつながっていかないと思います。

したがって、それなりに我々読者を感心させることは間違いないでしょう。

最後に断っておきますが、これだけ揚げ足を取ってきたにも関わらず私は李牧さん大好きです。

史実通りなら今後は桓騎戦でようやく勝利すると思われます。

「龐煖さ~ん」だけではなくて龐煖頼みではない李牧さんの活躍に期待したいものです。