【書籍】決断=実行(落合博満)を読んだ感想

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落合博満の『決断=実行』という本が発売されていたので読んでみました。

ページ数はそれほど多くなく、2時間程度で読むことが出来て丁度いいボリュームでした。

落合氏が数年前に出版した『采配』という本も読んでおり、そのアップデート版ということで手に取ってみました。

私は比較的に選手としても監督としても嫌いじゃないタイプで、スポーツ内閣やらNHKに落合氏が出演していると結構見ます。

テレビに出演したときは、本にも自分で書いている通り「落合が相変わらず面倒なことを言っている」と思うことも多々あります。

相変わらず人が求めている答えや人と同じことを言いたがらない面倒臭いタイプだなと感じますが、そのスタンスでこの本も書かれています。

とはいえ天才ですから、圧倒的な実績を前に面倒だなと看過せず聞く耳を持ってしまいます。

書かれていることは野球、とくに監督からの視点が主で、前回の『采配』ほど一般的な内容ではありませんでした。

私の場合、野球の知識がそれなりにあるので楽しんで読めました。

  • 三冠王にこだわった理由
  • ベテラン偏重の理由
  • タイトルにこだわる理由

など成功がついてきてからの後付けかもしれませんが、それなりの理由が述べられています。

落合氏は高校、大学、社会人、プロ、監督と紆余曲折ありながらも様々なステージで野球に関わっているので、野球を色々な面から見ているのが面白いですね。

前回の『采配』程ではないにしろ、野球好きなら楽しんで読めるのではないでしょうか。

野球に興味がある人なら野球ネタなら何でも喰いつけるので全く問題ありませんが、無い人は『采配』の方がいいと思います。

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