【サッカー】ネイマールがブラジルの10番として物足りない理由

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前回のスイス戦、今回のコスタリカ戦だけでなく、今までも思っていたのですがネイマールにセレソンのエースとして物足りなさを感じざるを得ません。

あくまで個人的ですが。

なぜそう思わせるのでしょうか?

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歴代のブラジル代表の10番

ペレから始まりリベリーノ、ジーコ、リバウド、ロナウジーニョ、カカ、と錚々たる顔ぶれが並んでいます。

ロマーリオ、ロナウドといったスーパースターも存在します。

彼らと比べても決して見劣りはしないでしょう。

王様ペレや神様ジーコなどのプレイはリアルタイムで見ていないので言いにくいところはありますが、近年のエースと比べても能力的にはさほど見劣りしません。

実績も素晴らしい

サントスでは南米王者になり、当時トヨタカップでボコられたバルセロナに移籍してからもMSNの一人として活躍。

・CL(14-15)
・リーガ2回(14-16)

バルセロナでもそれなりにタイトルを手にしています。

代表ではW杯はいまだに取っていませんが、今回を含め今後も取る可能性は十分にあるでしょう。

これだけの選手に一体何に不満を覚えるのか?なぜ何でしょう?

クリスティアーノ・ロナウドとメッシの存在

C・ロナウドとメッシの存在が挙げられます。

ネイマール自身も「世界最高の選手は俺だ。ロナウドとメッシは他の惑星から来た」と言っているほどサッカー界では特別な存在。

この2人がいる限り、サッカー界の中心になる可能性は低いです。

上記に挙げた歴代のブラジルの10番やエースは短いかもしれませんが、一度はその人が主役になった年があります。

近年のサッカー界はこの二人を中心に10年程回っています。

そういった意味で 本当にネイマールを中心に回っている年がないという点ではインパクトに欠けている可能性があります。

メッシとロナウドがいなくなったらネイマールを中心に回っていくのか?と問われるとどうでしょう。

そんな気は一向にしません。むしろ、あの二人が恋しくなるだけでしょう。

時代が悪かったといえばそうですが、能力的に見てもあの二人に比べて劣るのが現状です。

大一番での怪我

大事なところで怪我をしている印象です。

母国開催のブラジルW杯の時、準決勝でドイツに7-1で負けた時も怪我で脊椎骨折の重傷で試合に出ることは出来ませんでした。

バルサを退団して、PSGに移籍してW杯もあるこれからってときに足首の怪我です。

基本的に大事なときに怪我をする人間というのは持ってない印象を受けます。

しかもサッカー選手として一番旬である年齢でのW杯。コンディションも絶好調には見えません。

ケチついてる感が否めません。

基本的に体が小さいタイプなので怪我はついてまわるでしょう。

精神的未熟さ

先日のコスタリカ戦だけでも多々見られました。90分戦って0-0。焦る気持ちは分かります。

しかしそこは冷静になってもらいたいところです。

審判の判定に不満をぶつけたのか、ボールを手で叩いてイエローカードを貰っていました。

PKを貰うために倒れたのですが、結局ビデオ判定でノーファウルとなり覆るということも起きました。

たしかに少しユニフォームに手がかかっているように見えますが、大袈裟に倒れすぎです。

極めつけは試合後の号泣のフリ

コスタリカはたしかに善戦していましたし、ブラジルも1勝もしていないので苦しい状況なのは分かります。

とはいえ…

あのW杯最多優勝を誇るブラジルのエースが…唯一全大会出場のブラジルのエースが…サッカー王国の10番を背負う人間が…

たかがグループリーグの第二戦であんな大袈裟な泣き真似しないでください。

みっともないし、情けない。

苦しんだのは分かりますが、虚勢を張ってもいいのでもっと堂々として頂きたいと個人的に思います。

なぜあんなことをしたのか理解に苦しみます。

よく言えば涙の勝利とかプレッシャーが半端ないなどなんとでも言えるでしょう。

しかし私個人としては見苦しいの一言です。

ネイマール自身はおこぼれの2点目を決めただけ。

挙句の果てには点が決まった余裕からくる恒例のヒールリフティングからの舐めプ抜き。

0-0なら絶対そんなんしてないだろっていう…

0-0の状況であのような魅せるサッカーから決勝点を決めるのがブラジルの10番です。

イエローカードといいシミュレーションといい突然のイキり舐めプといい号泣のふりといい…

かっこ悪すぎますよ…ネイマールさん…

そういった行動も精神的な甘さから来るのではないでしょうか。

最後に

正直何もかもブラジルのエースとしてのイマイチ感が拭えません。

年齢もサッカー選手としては今がピーク。

将来的にロナウドやメッシクラスの選手になるのかと言われると甚だ疑問です。

しかし、 このW杯を通して成長する可能性は十二分にあります。

髪型や嘘泣きしている場合ではありません。

個人としてもチームとしてもこの大会を経て成長し優勝することを願っております。

追記(2018/07/08)

ブラジルはベスト8で敗退しました。結果としてネイマールさんは成長することはありませんでした。やはり物足りないと言わざるを得ません。非常に残念です。

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