日本代表は非常に順調です。しかしそんな中、いまいち目立っていない存在がいます。
日本の10番、香川真司です。もっと頑張れと言いたくなります。
始めに香川の経歴をごく簡単に紹介
香川の経歴
ドルトムント時代(10-12)
この時の香川は半端ない。ごっつぁんゴールが多いと揶揄されるときもありましたが、チームの中心選手として十分な成績。
ブンデスリーガで2連覇を達成します。
日本人がレギュラーの中心選手で4大リーグの1つを制覇する日が来たんだなと感慨深いものがありました。
その後ケイスケホンダも落ち目とはいえACミランの10番を付けたことにも思うところがありましたが。
マンチェスターユナイテッド時代(12-14)
ファーガソンに惚れられて、マンUに移籍します。
1年目は半レギュラーとして試合に出て、プレミアリーグのタイトルを獲得します。
ここまでは非常に順調で、来年は日本人がレギュラーかつ中心選手としてビッグクラブでガンガンやっていけるのかという期待を残していました。
ファーガソンも「来年、君はもっとよくなる」と期待をしていました。
しかし、2年目にファーガソンが勇退し監督がモイーズに変わると状況が激変します。
出場機会に恵まれず、構想外となりました。
この時、日本人は皆思ったはずです。
香川連れてきたのはファーガソンなのに香川の1年目でやめるの?香川寵愛無しで大丈夫?
予想通り厳しい結果となりました。
ドルトムント(14-)
今現在の香川真司です。良かったり悪かったり怪我したりといった感じで微妙なまま過ごしております。
怪我が多い
香川はとにかく怪我が多いです。
体も小さく華奢であるため、怪我は付き物なんでしょう。
ただドルトムントの全盛期の香川はメッシを彷彿とさせるようなタッチ、動きをバンバンしていました。
香川の致命的な弱点としてシュートが下手というのがあります。
そのためシュート力だけは比べると話になりませんでしたが、それでもその動きで十分得点チャンスを物にしていました。
香川は2回ケチついている
1回目はマンU、2回目はブラジルW杯です。
ブラジルW杯の時はチーム全体がひどかったのですが、特に香川真司はひどかったと思います。
中心選手は香川、本田の2枚看板です。
本田は点も取ったし、動きが悪いとはいえ最低限の仕事をしたといっていいでしょう。
しかし、香川真司に関しては存在が完全に消えていました。
実況も本田、岡崎と名前は出てきますが、香川の名前は出てきません。いいところにいないし、絡んでいないためです。
ケチがつきだすとスポーツ選手は波に乗れないところがあります。
マンUでケチがついたため、ブラジルW杯にもつながったのだと思います。
ロシアW杯
今のところ、日本は運にも恵まれ非常に順調です。
ポーランド戦も余程のことが無い限りはなんとか予選突破してくれるでしょう。
しかし香川真司はチームが順調の中、相変わらず前回大会と同じで完全に存在が消えています。PKはよく決めましたが、正直それだけです。
チームが順調なので特に何も言われていませんし、楔がどうだのターンがどうだの陰の立役者という見方もされるでしょう。
ただ香川に求められているのはそういったことではないと思います。
香川がこの程度の活躍だと間違いなく先のポーランド戦か決勝トーナメントでこけます。
そういう意味で香川の存在は消えています。
そろそろ存在感を出してくれないと日本代表も厳しいと思われます。
本田は途中出場ながら1ゴール1アシストとすでに結果を出しています。
後は香川です。
10番らしい活躍を見せてほしい
もし決勝トーナメントを逃したら、戦犯は川島…もですが香川です。
これでは前回大会と一緒です。本田はそれなりに仕事をした。香川は何したの?という状態に陥ります。
その10番は何のために背負っているのか。アディダス契約だから10番を付けているだけとか言われていていいのでしょうか。
香川は10番です。香川が活躍しないと神風が吹いて決勝トーナメントに行ったところで間違いなく限界が見えてます。
10番を背負っているのであれば、全盛期のドルトムント時代ばりのプレイで活路を見出してほしい。
何より4年前あれだけ何も出来なかったのに今回も何も出来なかったとかやめて頂きたい。
個人的にキーパーソンは香川です。
香川の活躍無しでは日本の躍進も限界があります。
そろそろ存在感を見せてほしいところです。
コメント