イニエスタがヴィッセル神戸に移籍しました。
私の数少ないお気に入りの選手だったので驚きました。
個人的にはスペイン代表、バルサの中で一番好きな選手。
イニエスタという人物
プレイスタイルとしてはドリブル、スルーパスといった形で点取り屋ではありません。
また、プレイスタイルとともに少しだけ地味。
数年前にイニエスタがフェイスブックに挙げていた写真の印象があります。
こちら。
一般人に溶け込んでニンマリしているイニエスタ。
引用:イニエスタのFacebook
なんJで大騒ぎになりました。私も当初そっくりさんかと思いました。
また、イニエスタさんが神戸のゲーセンで遊んでいるお姿がこちら。
マリオカートに大興奮です。
イニエスタの凄さ
イニエスタの凄さはなんといっても抜群のボールキープ力ではないでしょうか。
171㎝/68kgという決して恵まれた体格ではないのですが、キープ力が半端ない。
試合を見ているとイニエスタがボールを持っていると安心するせいかなぜか時間が遅くなる気がします。
本当に敵に囲まれていても取られません。
ジダンがボールを持つと時がスローになるといった感覚に近いものを感じます。
勿論実績も抜群で
・W杯 1回(2010)
・ユーロ 2回(2008,2012)
・CL 4回(2005-06, 2008-09, 2010-11, 2014-15)
・国内リーグ 9回(2004-05, 2005-06, 2008-09, 2009-10, 2010-11, 2012-13, 2014-15, 2015-16, 2017-18)
文句のつけようがありません。
Jリーグで活躍するか
しかしJリーグで活躍するかどうかは別問題でしょう。
私自身そこに興味は全くありませんし、今までのイニエスタの実績が色褪せるものでもありません。
サッカーというスポーツは個人ではどうにもならないものだと思います。
日本代表にメッシがいたところで、W杯の決勝トーナメントに出れるかと言われると疑問符が付きます。
それだけサッカーというスポーツはチームスポーツであり個人の依存度が低いと思います。
野球なら4番が満塁ホームランを打ったとか、エースが完封したとかあります。
田中のまーくんや大谷翔平の活躍でチームを優勝させたみたいに。
バスケなら5人しかいないのでレブロンがいりゃなんとかなる感があります。
しかしサッカーだけはかなり組織的なスポーツなので、イニエスタがいたところでどうにかなるかと言われると別の話でしょう。
全盛期のパスサッカーもナショナルチームクラブチーム共にそれを実行できるチーム力でありタレントが揃っていたのでイニエスタが輝いていました。
これがフットサルとなると人数的にイニエスタがいるチームは勿論強いでしょう。
メッシは勿論凄いんですが、やっぱシャビやイニエスタあってのメッシ、メッシあってのイニエスタとチーム力の面が否めません。
Cロナウドも然り、かつてのエジルやクロース、ベンゼマあってのCロナウドなんです。
スターはチームでどうしても1人に絞られるので致し方ありません。
結局ネイマールも退団しましたし、アービングもキャブス辞めました。
バロンドールを取り損ねた?
イニエスタはバロンドールを取っていても全くおかしくないと思います。
ユーロやW杯取った時にイニエスタのチャンスはあったのですが、メッシが取りました。
最近の受賞者はこちら
2008年 クリスティアーノ・ロナウド
2009年 リオネル・メッシ
2010年 リオネル・メッシ
2011年 リオネル・メッシ
2012年 リオネル・メッシ
2013年 クリスティアーノ・ロナウド
2014年 クリスティアーノ・ロナウド
2015年 リオネル・メッシ
2016年 クリスティアーノ・ロナウド
2017年 クリスティアーノ・ロナウド
成り立っていません。
それだけこの二人が凄いということなんですが。
2018年はおそらくロナウドでしょう。
しかしこの10年で個人的に リベリ、スナイデル、イニエスタは受賞していてもおかしくないと思っています。
むしろ受賞すべきです。
FIFA最優秀選手とバロンドールの統合や投票方法などにより単なる人気投票と揶揄されるようになったバロンドールなので仕方ないでしょう。
イニエスタに望むこと
個人的にはイニエスタがJリーグに来たからといってJリーグを見ることは無さそうです。
なんJ風の例えだと、MLB三冠王ミゲルカブレラがNPBに来たようなもんですから。
話題になっているイニエスタの年俸の支払いもさほど興味がありません。
ワインの販売権や実際何億だのどうでもいいです。人の金ですから。
ただイニエスタは好きなので、どうせなら来るならジーコのように日本を気に入って頂きたい。
日本サッカーに何かしらの影響を与えて頂けたらと期待しております。
また、ジーコみたいに日本代表監督になってほしいとは思いませんが、それぐらい日本文化に溶け込めて、教育の段階から日本のサッカーに影響を与えてくれればと思っています。
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