長年使っているOSを入れているHDDに少し遅さを感じたので寿命が来る前にSSDに換装してみました。
よくSSDにすると爆速だの聞くので結構期待していました。
しかし結論から言うと、多少快適にはなりましたが私が使うPCの用途だとさほど感じませんでした。
以前使っていたHDD
以前使っていたHDDはWD10EZEX。5年前ぐらいに購入したHDDです。
全部で5台のHDD積んでいるんですけど、一番古いのは10年ぐらい前のHDDでバリバリ活躍していますのでHDDって結構持ちますね。
新しいSSD
OSを移植するためHDDからクローンで移植したかったので相性やクローンソフトのことを考えて同じWDのSSD、WDS100T2B0A-EC。
まず軽さにびっくりしました。
HDDはずっしりって感じですけど、SSDは全く重さを感じません。
体感的にHDDの1/10もないと思います。
ほぼ空のケースの重さです。
これだけ軽ければ消費電力も少ないだろうし、電源に優しくてエコな匂いがします。
明らかに新しい技術だなって感じました。
Acronis True Imageを使って移植
以前使ったんでしょうね。
私のPCにはすでに2016年のAcronis True Imageがインスコされていました。
WDのHPに行ったらWD製を購入した人は誰でも使えると思います。
私は2016年の物をそのまま利用しましたが、すんなりいけました。
このクローン作成は結構トラブルと思ったのですが、意外にあっさりいけて1時間以内には全ての作業が終了しました。
唯一発生した問題はクローンが終了して自動再起動した際、リムーバルがどうちゃらって出てYESやNOやキャンセルをしても先に進めませんでした。
しかし、以前のOSが入っているHDDを取り外して、BIOSのメニューでブートの優先順位を新しいSSDに設定すれば簡単に解決しました。
フォーマット形式もGPT形式→GPT形式だったので特に困ることはありませんでした。
性能チェック(ベンチマーク)
CrystalDiskMarkでの結果がこちら。
今までのHDDがこちら
大して数値の見方が分かっていないんですけど、読み書き共にかなり速くなっていることは伝わりました。
体感はどれぐらい変化したか
数値よりも体感でどれだけ変化したかということが生活に及ぼす最も影響ある点なので体感どれだけ変化したかということを述べると
- PCの起動時間:3分27秒→1分13秒と約2分の短縮
- マイクロソフトオフィスの起動時間:18秒→7秒の約10秒短縮
- GoogleChrome(ブラウザ)の起動時間:変化なし
- メディアプレイヤー(WMP)の起動時間:変化なし
- PC間データの通信速度:変化なし
PCの立ち上げや今まで起動にかなりの時間がかかっていたソフトに関しては早くなりました。
しかし、もともと起動が早いソフトに関しては全く変化がありません。
またネット環境に依存するブラウザの快適度やルーター利用のデータの通信速度にも全く変化がありませんでした。
フォルダを開いたりとかファイル一覧を閲覧するといったそういった細かいところが早くなった気がしますが、元々さほど不満を抱えていたわけではないのであまり気になりませんでした。
私のPCの使用用途が仕事やネット、メディア管理が主で用途がかなり限定的なので正直体感的にはさほど劇的な変化を感じなかったのが正直な感想です。
立ち上げ速度に関しても毎日いじるんでほぼスリープ状態で電源落とすことはほとんどありませんし得ることが出来る恩恵も少ないかと。
PCでゲームをやったり動画編集をやったりすると違うんでしょうけど、そうでもない場合はHDDで十分だと思います。
ただマルチタスクをしたとき結構違いました。
私はメモリを8G積んでいるのでメモリ的には十分です。
しかし以前なら少し遅さを感じていたのですが、SSDに換装してからは遅さがあまり気になりません。
関係あるのかは疑問がありますが、この点は非常によかったと思います。
結論
換装したことに後悔はありませんが、どうしても必要かと問われると全く必要ないなって思いました。
PCに負荷をかける作業をするのであれば絶対に必要だと思います。
しかし、用途が限定的であればHDDで十分だなと感じました。
ただ、今から新しくHDDを交換するのであれば値段もさほど高くなかったことを考慮してSSDに変えた方がいいと思います。
なぜかと言えば、SSDのデメリットが値段しか今のところ見当たらないからです。
それに毎日PCを使うのでクリック速度などちょっとしたことが少しでも短縮されると嬉しいもんです。
容量は用途にもよりますが、OSだけでも結構取るので1TBは欲しいところです。
個人的にケチるとこじゃないなと思います。
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