三次の高谷山に登って、有名な霧の海を見てきました。
なかなか幻想的で綺麗でした。
貧乏なので一眼レフとか持っていなくて、携帯のカメラしかないのでイマイチ迫力が伝わりませんが、肉眼では太陽が凄く大きく見えてなかなか綺麗でした。
山頂にはガチ勢の写真好きの方々が三脚を携えてシャッターチャンスを覗っていました。
私は2日連続で早朝に高谷山に登って見てきましたが、1日目は天気が曇っていたため綺麗な日の出を見ることが叶いませんでした。
二日目に登ったときの日の出前はこんな感じ↓
少し曇っていたので、日の出を見ることが出来るか怪しかったのですが結果的にばっちり見えてよかったです。
ゴルフをやっていると朝一ガスってるわ!とイラつくケースが多い霧ですが、自然という観点で捉えると悪くないものです。
特に三次は盆地で周りは山に囲まれているため、霧の高さが丁度周りの山にかかり浮島に見えて雲海っぽさが非常に色濃く出ました。
どのぐらいの確率で見られるのか
高谷山にあった看板を見てみました。
上記画像の⑧に書いてある通り、発生頻度が高い9月10月は10日前後、普通で5日~10日前後、少ない月で2日~3日前後みたいです。多い月で3割~4割。日の出とのセットとなるともっと確率が低くなるっぽいです。
霧自体は午前9時頃になると晴れて、昼に展望台に行くと三次市内が一望出来て違った景色も見られました。
なぜ霧が発生するのか
三次の場合、川がたくさん流れています。
その空気中に多く含まれた水蒸気が冷やされて霧となります。
地表の温度が冷やされていないと霧は発生しにくいです。
そのため放射冷却が起きている晴れの日は高確率で霧が発生しやすいそうです。
『放射冷却というのはお風呂の蓋が雲の役割をしていると考えればいい』とかつて某お天気キャスターさんがおっしゃっていました。
蓋があるとお風呂の温度は冷えにくいのと一緒で、雲があると日中暖められた地表の温度は下がりにくいそうです。
晴れた日はお風呂の蓋が無いのと同じなので放射冷却が起きて寒いんです。
したがって単純に晴れの日であれば高確率で雲海と日の出がセットで見ることが出来るのではないでしょうか。
三次ならではの景色
中国山地に囲まれて綺麗な雲海が見えるのは三次ならではだと思います。
感受性が無い私レベルでは霧を見たからどうということはないんですけど、早起きしたら体動かしがてら見に行くかぐらいの気持ちでいいのではないでしょうか。
寒い中、厚着をしてぼーっと一人でコーヒー飲みながら日の出を待つのも乙なものです。
初日の出とかそういった時期は非常に混むみたいなので注意が必要かもしれません。
高谷山の展望台に関しては駐車場も15台~30台程度しかありませんでしたが、特別な時でなかったのでなんとか停めることが出来ました。
他の注意点は、車を運転する際、眠気+霧中になるのでフォグランプつけて安全運転がいいかもぐらいです。
また、謎の三次ご当地キャラクター『きりこちゃん』も展望台で待ち構えてくれていたので会いに行ってあげてもいいかもしれません。
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