結構面白かった洋画を備忘録としてネタバレに注意しながら感想を留めておこうと思います。
キャスト・アウェイ
トム・ハンクス出演。無人島系で設定はよくある話なんだけれども結構面白かった。特に「オチどうするんだろこの映画」と思いながら観ていたら、ラストで一気に回収してきて上手いこと出来てるなぁと感心した。非常にポジティブな気分で終われてすっきり感もあり、まとまりのあるよく出来た作品だった。一番好きな場面は勿論「ウィルソーーーーン」
ランボー
シルヴェスタ・スタローン出演。超有名にも拘らず勿論観ていなかった。単純明快な話だが、シンプルにランボーすげぇって思ってしまった作品。泣かせるし。最初の設定だけはタクシードライバーと似ているのになぜこんなに面白さが違うのかはよく分からない。面白かったので残りシリーズも観てみようと思う。
ランボー ラスト・ブラッド
シルヴェスタ・スタローン出演のランボー最終作。前作までもそれなりに面白かったが、新しいということもあってか今作はかなり面白かった。ストーリー展開が間抜けすぎるという不満はあるが、ホームアローン要素も入った戦闘は観ていてわりと爽快感があった。個人的にはランボーシリーズの中で一番気に入っているかもしれない。ランボー観たい人は1とこれだけで十分な気がする。
ローマの休日
オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック出演。超有名なタイトル。単なる恋愛映画と言ってしまえばそれまでだが、何か惹かれるものがあった。タイトルのブランドに負けただけかもしれない。モノクロなのに楽しく見れたので当時の人が夢中になるのも分かる気がする。個人的には観光シーンとラストのお互いが「分かってるから」的なシーンはかなりお気に入り。先日、NHKで放送されているのを目にしたが、タイトルの「ローマの休日」は邦題通りに訳すと「holiday in Roma」だが、原題は『Roman holiday』。この原題は英語で慣用句として使われるらしく、その意味合いもかなり含んでいるとのこと。気になる人は調べてもいいかもしれない。
フォレスト・ガンプ
トム・ハンクス主演。名作と名高いこの作品。スタートからあまり好きな作品じゃなさそうだなと思っていたが、結構面白く、苦も無く最後まで観れた。アメリカの現代史のシーンがちょくちょく登場するのもいい。やや古い映画なのにすでに合成技術が凄いなと本当に感心した。内容は非常にシンプル。走っているだけでなんとなく話が進んでいくので、正直観終わった後も何が面白かったのか言葉にしにくい。しかし「なんとなく」楽しかった。
ミッションインポッシブル
トム・クルーズ出演。今更ながら初めてみたけど普通に面白かった。割と頭空っぽにして観れるし、データ回収シーンは圧巻。25年遅れて汗キャッチシーンを一人真似して遊んでいる。面白かったのでシリーズ全部見ようと思う。
マン・オブ・スティール
ヘンリー・カヴィル出演。俗にいうスーパーマン。スーパーマンについて全く知らなかったが、某有名ジャンプ漫画と設定がそっくりでスーパーマンをモデルにしたんかなと感じた。勿論、某有名漫画も大好きなのでスーパーマンも大好きになり楽しめた。親父役のラッセル・クロウとケビン・コスナーもいい味を出しててよかった。
星の王子 ニューヨークへ行く
エディ・マーフィ出演。コメディ映画。人種差別にうるさいこのご時世、この映画を地上波で放送できるんかなぁと思うが、内容はとてもくだらなく面白かった。勿論中身はない。
デイ・アフター・トゥモロー
凍結物のパニック映画。高校生ぐらいの頃に1回見たことあったが内容を全く覚えていなかったのでもう一度見てみた。当時はそうでもないなと思っていたが、今観るとそこそこ楽しく普通に楽しめた。なぜだろう。近年、サステナブルだの温暖化だのうるさいから以前よりも気候変動を身近に感じたせいだろうか。ただお父さんの行動だけはちょっとよく分からない。どういう算段であのような行動に出たのだろうか。何しに行ったのかがよく分からないが、まぁそこらへん突っ込むのは野暮な気もする。
ブラック・スワン
ナタリー・ポートマン出演。『白鳥の湖』を踊るプリマの話。プリマへの理解は多少はあるが、そんなに興味がある題材ではない。内容もメンタル系で非常に暗く、全く好きな作風ではない。最初の1時間は「このパターンの映画かぁ。ヘルタースケルター系で最後まで観るのきっついなぁ」と思っていた。冒頭からの手振れさせてるカメラワークもきつかった。しかし最後の方は圧巻で一気に映画に引き込まれていった。ナタリー・ポートマンの演技力もさることながら、映画の演出やチャイコフスキーの音楽も凄すぎたのかもしれない。話の内容は全く面白くないので正直お薦めは出来ないが、単純に芸術作品として「この映画凄いな」と思うような作品に出会うことがあまりなかったので新鮮でよかった。
イン・ハー・シューズ
キャメロン・ディアス出演。ラブコメ映画かと思って気軽に観たらまさかのヒューマンドラマだった。最後まである程度楽しんで観れた。内容はこれといって特筆すべきことはないが、キャメロンディアスと元教授とのやりとりだけは非常に印象的でいいシーンだなぁとしみじみ感じた。キャメロンディアスは少し歳いってるが相変わらず可愛くて、それだけで評価が上がっている感が否めない。
ザ・ロック
ショーン・コネリーとニコラス・ケイジ出演。アルカトラズ島を舞台にしたアクション映画。全く複雑ではない単純なアクション映画だがその割には非常に面白かった。アクション映画はこれでいいんだよという感じ。細かいことを除けば非常によく出来ていると思う。とにかくショーンコネリーが完全なるおじさんなのにかっこいい。コロコロ転がって潜入するシーンなんか格好いいうえに渋すぎる。
キングスマンシリーズ(1,ゴールデンサークル)
タロン・エガートンとコリン・ファース出演。スパイアクションコメディ映画。最近糞みたいな映画ばかり観ていたせいか非常に楽しめた。昔の映画みたいに暗さで誤魔化すことなく、明るい画で何をやっているのか分かりやすいし、ストーリーも単純明快。シリアスなスパイ映画かと思いきや後半はかなりコメディ色も強く、いい塩梅だった。2も観たがより1よりもコメディ色が強くそれなりに楽しめたが、シリーズ物の定めでやはり1の方が面白かった。
デッドプールシリーズ(1,2)
ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン出演。アメコミX-MENのスピンオフ映画。コメディアクション映画。1,2を連続で観たが1はデッドプールの誕生から紹介してくれるのでX-MENを知らない私でも結構面白かった。2は少し世界観が変わってX-MEN初心者にはよく分からない点が多かったがそれでもまずまず楽しめた。面白かったのはやはり初代。当然だがX-MENの世界観を知っているともっと理解が深まり楽しめるはず。有名映画や俳優をパロったりライバルのDCコミックスをいじったりと色んなパターンの小ネタがめちゃくちゃ多い。最近アホ程映画を観ている私も分からないことが結構ありまだまだだなと悔しさを感じてしまう。物語はテンポよく進んでいくので退屈さを感じることなくストレスフリーで観ることが出来た。ヒロインもめちゃくちゃ美人。結構面白かったのでX-MENシリーズを今度まとめてみようと思う。
アンストッパブル
デンゼル・ワシントン、クリス・パイン出演。実際に起きた暴走列車事故を基にしたパニック映画。内容は非常にシンプルで暴走列車を止めろ!というだけだが、なかなか魅せてくれる。よくこれだけを題材に100分間集中させてくれたなと感心した。やはりデンゼル・ワシントンはハズレが少ないのか。ほどよい緊迫感、緊張感を与えてくれ、物語に入り込むことが出来て非常に楽しめた。真面目な日本ではあまり考えられないような事故。でぶのおっさんはとりあえずもうちょっと痩せた方がいい。
フライト
デンゼル・ワシントン出演。『アンストッパブル』のノリで鑑賞していたが、まさかのヒューマンドラマだった。ヒューマンドラマは基本的に淡々と物語が進んでいき、メッセージ送ったから勝手に考えてねというスタイルでどうにも好きにはなれないが、この作品はそれなりにエンタメ性を持たせてくれているおかげで苦も無く観れた。さすがはデンゼル・ワシントンといったところ。終盤ではこのクズどうしようもないなと思って笑ってしまった。これ系があまり得意ではない私が楽しんで観れたのでなかなかいい作品なんだと思う。
コメント
いつも映画を見るのに参考してます。いきなりリクエストですがナイトクローラーとコーエン兄弟の赤ちゃん泥棒をぜひ見てほしいです。
まずはこんなメモ帳みたいな映画感想ページを参考にしている方がいらっしゃることにびっくりしました。とても嬉しく思います。
その二つの映画は全く知らなかったのでぜひ観てみようと思います。薦めてくださってありがとうございます。