【映画】あまり面白くなかった洋画(★★☆☆☆)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

女王陛下のお気に入り

オリヴィア・コールマンとエマ・ストーン出演。完全にエマ・ストーンさん狙いで鑑賞。イギリス、アン女王時代の宮廷劇。史実に基づいて話は展開されているのだろうが、あまり面白くはない。女の嫉妬やエグさは中国や韓国ドラマを見慣れているせいか何も思うことはなかった。この映画が悪いというよりこの手のことを描かせるとアジアドラマが優秀すぎる。セットや画質は凄く綺麗だったが最近の華流ドラマの方が豪華絢爛な気がしないでもない。また、エマストーンさんの声の低さと肌の汚さが気になった。

アビエイター

ディカプリオ出演。ディカプリオさんはスコセッシ監督とよく組んでるイメージ。アメリカの富豪、ハワード・ヒューズの話。本かTVで何回か耳にしたことがある程度の知識で鑑賞。はっきりって無駄に長いだけで全く面白くなかった。前半は映画、中後半は飛行機の話が中心。めちゃくちゃ暗いわけではないが、かなり暗い。それにしてもとことんスコセッシさんと合わんなと痛感した。タクシードライバーと違い、少しはストーリーがあるのが救いだった。

60セカンズ

ブルース・ウィリス、アンジェリーナ・ジョリー出演。車泥棒のアクション映画。フェイス/オフやザ・ロックに比べると面白さがかなり落ちる。車泥棒の話なのでスケールも大きくないし、犯罪集団なので正義を語ったところでそもそも筋が通っていないし正直あまり面白くない。カーアクションも多めでかなり退屈だった。見所は若くて金髪のアンジェリーナジョリーが出ているのでそれぐらいだった。

ジェイソン・ボーン

マット・デイモン、トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ヴィキャンデル出演。ボーン三部作の続編。ようやくここにきて名優とボーンシリーズに足りなかった美人女優を加えて面白くなるのかなと期待していた。しかし内容は相変わらずトレッドストーン作戦絡みでまだこれについて揉めてんのかと正直うんざりした。シリーズ通しての感想になるが、基本的にCIAが無能すぎて本家からクレーム来るんじゃないかと心配になる程きつい。ジェイソンボーンという人物に対しての誤解や思い違いが軸なのはいいが、4作目にしてまだ危険人物だからって動機で追い続けるのはさすがに無理があるかと。しかも何作にもわたって殺し合っているにも関わらず、今更復帰だの歩み寄るだのって…子供の喧嘩じゃないんだからそりゃさすがに無理がある。このシリーズでずーっと言えることだが、ボーン自身が言っている通り、もう構わなきゃいいのにCIAが無駄に絡むっていう構図にうんざりだし、対立する動機付けが弱すぎる。アイデンティティーの時にボーンに情報開示して協定結んだら終わってる話なのに新作ごとにヒール役の上司登場させて情報漏洩恐れて戦うとか…ボーンの出自から致し方ないのかもしれないが毎度毎度ストーリーに展開が無さ過ぎる。

127時間

ジェームズ・フランコ出演。岩に挟まって抜けられない話。あらすじだけ読んでB級映画だと思い込んで軽い気持ちで鑑賞を始めたら全くそんなことなかった。結構えぐい描写もあり、割としっかりとした映画だった。観終わった後に知ったが、実話らしいのでそのことを知ってみるとまた違った感想になるのかもしれない。ノンフィクションなうえに動きも無いのでエンタメ性にかけて全く面白いものではないが、アンビリーバボーや世界まる見えが好きな人は楽しめるのではないかと思う。映画というよりはドキュメンタリーだと感じた。

はじまりのうた

キーラ・ナイトレイ出演。音楽映画。評価が鬼程高かったので鑑賞してみた。めちゃくちゃつまらないわけではないが、特に話に大きな展開があるわけでもなく観終わった後に何も残らない映画だった。イマイチ私には何が言いたいかよく分からん映画だった。元カレ側の曲の方がキーラ・ナイトレイ側の曲よりいいのが物語的にしっくり来なかったのかもしれない。個人的にはキーラナイトレイが元カレと揉めた時の曲が一番よかった。元カレの曲と声がよかったので後から調べてみるとマルーン5だった。そりゃいいに決まってる。昔結構聞いてた分、耳に馴染んでて差が出るわ。

ボヴァリー夫人

有名な古典小説『ボヴァリー夫人』の映画化。はっきりいって淡々とストーリーが進行していくだけでさっぱりだった。やはり古典名作の映像化はイマイチなのだろうか。当時のフランスの倫理観などは分かりかねるが、当時としたらスキャンダラスな内容だったのだろう。今ストーリーを淡々と追っても単調な不倫映画にしか見えない。小説を本棚に積読しているのでいつか読んでみようと思う。

アメリカン・ビューティー

ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング出演。賞作品によくあるメッセージ性が強くてエンタメ性に欠けた映画だった。登場人物は全員頭おかしい系で日常生活が展開されていく。当時のアメリカ社会の暗い部分を上手く表現しているのかはしらないが、とりあえず頭おかしい系作品は相変わらずきつい。まぁ当然私に刺さるわけもなく、娘の友達がめちゃくちゃ可愛いのでちょいエロあってよかったなぐらいだった。

アトミック・ブロンド

シャーリーズ・セロン出演。スパイアクション映画。シャーリーズセロンは相変わらず可愛いが見所はそれだけだった。ストーリーを視聴者に伝える気が無い気がする。話の大筋や結末ぐらいはさすがに分かるが、他は付いていくのがやっと。時系列も現代と過去、時代は冷戦時、職業スパイ、登場人物多数、関与国多数、ミッション複数、シャーリーズセロンのアクションなど詰め込みたいことを全部詰め込んでいるため、これらを2時間で全て伝えるのは無理がある。スパイ、それもあらすじのリストと2重スパイを探せというミッションだけでも難解なのにオチまでつけるとなると、無理な描写を間に挟まざるを得なくなり視聴者のことを完全に忘れている。2回目を観たらまた何かと違うだろうが、初見では何も面白くなかったので2回目を観る気もしない。

ミスト

よく耳にするスティーヴン・キング原作の映画。分類するならばB級パニックホラー映画になるんだろうか。グロいシーンも多い。グロもホラーも全く嫌いではないので鑑賞。この手の映画はそのストーリーが気に入るか気に入らないかということだけなので、好きな人はとことん好きだろうなとは思う。私は特に何も思うことはなかったし、映画自体もCGを含め安っぽかったのでまぁ最後まで観れたな程度。10代の人はこういうの好きそうだし、若い人が観ればいいと思う。いい歳になって観てもさすがにこんなもんかぐらいで終わってしまうし感情の変化も乏しい。しかもやたら長かった。1時間半ぐらいでまとめたほうがいいんじゃないかと思う。

レディ・プレイヤー1

スピルバーグ監督のSF映画。極めて評価がしづらい作品だった。実写映画というよりほぼCGアニメ。ストーリーも内容も無い。どちらかと言えば有名なアニメやゲーム、映画などのキャラやアイテムをあちこちに散りばめたわちゃわちゃ作品。どれだけオマージュに気付けるかどうかだけを楽しむ映画な気がする。鑑賞前にホラー映画の『シャイニング』だけは観といて損はないと思う。しかしシャイニングがこれまたつまらん映画なので、2時間のつまらん映画のオマージュを理解するために2時間の超つまらん映画を観るのもおかしな話になってくるのでひょっとするとこの作品に関わらない方がいいのかもしれない。また、1つの疑問として一体どの層に向けてこの作品を作っているのだろうか。若い人には分からないネタばかりで懐古感出ないし、年配には内容やストーリーが無い上にVRゲームの世界の話なので内容的にきついだろうしどの層を狙っているんだろう。私は年齢的に懐古作品もストーリーもある程度ついていけるが、アニメな上に内容もつまらないので正直全く面白くなかった。

バイオハザード

ミラ・ジョヴォヴィッチ出演。私はゲーマーなので勿論バイオも何作かプレイしたことはあるがゲーム同様映画も全く刺さらなかった。1しか観てないがこの程度でバシバシ続編が出来たことを考えると、2以降もっと面白くないんだろうなと想像しただけでも怖くなる。収穫としては若い頃のミラジョヴォヴィッチを見るときつさの中に可愛さもありかなり美人だなと思ったぐらいだ。

ウルヴァリンシリーズ(X-MEN ZERO、SAMURAI、ローガン/LOGAN)

ヒュー・ジャックマン出演。X-MENのキャラ、ウルヴァリンのスピンオフシリーズ。X-MEN旧三部作では明かされなかったローガンの過去がZEROで明かされる。ZEROはまずまずだったが、SAMURAIはびっくりするぐらいつまらないし最後の1シーン以外は全く本筋に絡まないので正直観る必要がない気がする。見所はロケ地が日本というだけだった。締めくくりのLOGANはウルヴァリンに愛着がある人は楽しいかもしれないが、私はそこまで思い入れがあるキャラではないのでそうでもなかった。ローガンだけは結構間が空いて作られているのでストーリーがZEROとSAMURAIに比べて飛んでいる。ローガンだけ観ても楽しめると聞いて私はX-MENシリーズの最初にローガンを観たが、正直分からないことが多くてあまり楽しめなかったので観るならちゃんとX-MENを追って最後に観た方がいいと思う。ただこのスピンオフシリーズ自体、観なくてもあまり本編の理解に影響はないのでウルヴァリンに興味がない人は全く見る必要がない。唯一ZEROだけは旧三部作とのつながりもあるし、そこそこ面白かったので観といた方がいいかなぐらいだった。

リーサル・ウェポン

メリ・ギブソン出演の刑事映画。当時観ると違ったんだろうが、今観るとさすがに古臭くてあまり面白くなかった。ストーリーも王道という感じで意外性もなく、これといった目を見張るアクションも特になかった。メルギブ好きならもっと楽しめると思う。シリーズが4か5ぐらいまで出ているがおそらく観ない。

ダンケルク

ノーラン監督。タイトル通りかの有名なダンケルク撤退を描いた映画。はっきりいって全く面白くない。ダンケルクからの撤退を映像化したらこんな感じですよというぐらいでエンタメ性もストーリーもほぼない。知っている人からしたら想像通りの撤退が淡々と進んでいくだけ。プライベートライアンの冒頭でノルマンディー上陸作戦が描かれているが、それのドンパチを無くして静かに淡々と2時間描いた映画だった。細部の表現やこだわりは伝わってくるが特に面白いものでもない。こういう戦争映画は知らない人や戦争オタクなら楽しめるんだと思うが一般人には全く楽しいものではないのでオススメはしない。ダンケルク撤退戦を知らなくてもおそらく面白くないと思う。後世に残すという意味で必要な戦争映画だなとは思うが、正直それだけかなっていうのが率直な感想。

ミリオンダラー・ベイビー

クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン、ヒラリー・スワンク出演。女性のボクシングを題材とした映画。観終わった後にこりゃいけんわと思った映画。はっきりいって私にはこの作品を受け止める力が無い。映画は娯楽の1つと考えている私にはきつかった。イーストウッドさんの映画は相変わらず真面目過ぎてきつい。

ダーティハリー

クリント・イーストウッド出演。型破りな刑事映画。超有名な映画だが、今観ると古臭く何も面白くなかった。画面も暗いし分かりにくい。ストーリーもそうでもないし、当時のアメリカの法律が分からないせいかそんなことあるんかと思ってしまった。結局、最後まで物語に入り込むことが出来なかった。ただイーストウッドは死ぬほどかっこよかったから人気映画の理由も分かる。続編が5ぐらいまで出ているがおそらく観ないと思う。

ニキータ

レオンの監督によるフランス映画。レオンが面白かったのでいけるかなと思ったが、全く面白くなかった。少しだけジャンレノが演じるレオンが登場している。ラストも少しよく分からない部分があったが、これは視聴者の想像にお任せしますってことでいいのだろうか。ただつまらなかったので想像を掻き立てられることもなく、まぁいいかとさほど気にならなかった。レオンがよかっただけに期待していたが残念だ。

ティファニーで朝食を

オードリー・ヘプバーン出演。不朽の名作扱いされているこの映画。もはや完全に朽ちていた。今観るとはっきりいって何も面白くない。『ローマの休日』が面白かったのでイケるかなと思ったがこの作品はダメだった。オードリーヘプバーンは少し瘦せすぎて歳もいっている気がするが、相変わらず小顔で可愛い。そういう意味では完全に彼女を愛でるだけの映画だった。他によかった点は有名な冒頭のシーンと音楽ぐらい。原作の小説を本棚に積んでいるが、この映画を観た後では読む気がしないのでしばらく積んでおこうと思う。

48時間

ニック・ノルティ、エディ・マーフィ出演。エディ・マーフィの出世作らしい。内容は至って普通の凄くよくある刑事物の映画。今観ても古臭いだけで何も面白くなかった。同じエディマーフィならビバリーヒルズコップの方がコメディ要素も強くて面白かった。続編の2もあるが、おそらく観ないと思う。2だとキャストの順がエディ・マーフィが上に来ているのでわずか数年で出世したんだなと思う。余談だが、相方のいかついアウトローの刑事がトランプ大統領にしか見えなかった。

アクアマン

ジェイソン・モモア、アンバー・ハード出演。DCコミックスのヒーロー映画。想像していた内容とかなり違った。冒頭はかなり惹きつけられ、少しは現実寄りの話を期待していたが、物語が進むにつれ完全に現実離れしていく完全なファンタジー映画だった。あれだけほぼCGだとアニメを観ているような感覚になってしまいかなりきつい。CGや美術関連も水中版スターウォーズを観ているようでアニメもスターウォーズも活劇もあまり好みではないので楽しめなかった。デップの元嫁は可愛い。

グリーン・ゾーン

マット・デイモン出演。イラク戦争の大量破壊兵器があるかないかを題材にした戦争映画。全く面白くなかった。当時観ると違ったのかもしれないが、今観ても大量破壊兵器が無かったというのは定説だしそこを軸にされても…という感じだった。カメラも臨場感を出すためかブレが酷く、最後の方は夜の戦闘なので非常に観にくい。結局最後まで没入感を得られず、この映画は何だったのだろうという状態になってしまった。

ドクター・ドリトル

ロバート・ダウニー・ジュニア出演。有名な児童本、獣医ドリトルの映画。好きな俳優で期待していたが全く面白くなかった。あまりにも子供向けすぎた。英語も尋常じゃないぐらい聞き取りにくく、調べるとウェールズの訛りが酷いためジュニアはラジー賞の最低主演男優賞を取ったとか。英語も何を言っているか分からないし、字幕もこれまた酷かった。フォントもさることながら日本語もおかしいしどうなってんだ状態。ほぼCGなので小学生ぐらいの子供が吹替で観て楽しむ分にはいい映画かもしれないが、大人には全く関係ない映画だと思う。

マイ・フェア・レディ

オードリー・ヘプバーン出演のミュージカル映画。超有名タイトルのせいか曲は聞いたことあるものもある。しかしそれだけで全く面白くなかった。ミュージカルというのがややきついが内容も今観るとそうでもなく、時間も3時間弱とかなり長めで苦痛すぎた。内容はほとんどないので一応有名タイトルということでストーリーを読んでやめておけばよかったと後悔した作品だった。ストーリーも想像通りの王道だった。

ジョーカー

ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ出演。話題作で観てみたが、予想通りの感じであまり面白くなかった。こういう話好きな人いるよねっていう程度の感想。厨二病作品かなとも思う。元々バットマン観てもジョーカーに思い入れもないのもダメだったのかもしれない。タクシードライバーの影響を受けている作品なのでタクシードライバーが刺さる人にはいいかもしれない。この作品のジョーカーもありだけど、どちらかといえばダークナイトのジョーカーの方が好みだった。

JOKER ジョーカー(ホアキン・フェニックス) 風1/6スケールフィギュア SWTOYS x VINYL STUDIO FS027 Joker
ノーブランド品

エアフォース・ワン

ハリソン・フォード出演。大統領を演じるハリソンフォードがただただ格好いいだけの頭からっぽ系アクション映画。ハリソン・フォードがそうでもないので全く面白くなかった。ストーリーもあってないようなもの。もっと言えばハリソンフォードを恰好つけさせるためだけに大統領もテロリストも副大統領も全員無能に設定し、なおかつ悪手の連続でストーリーの整合性もむちゃくちゃ。当時観ると映像も凄かったのかもしれないが今観るとさすがに陳腐感が出てくるのでそれすら楽しめない。

ダンサー・イン・ザ・ダーク

武豊騎乗の菊花賞馬物語ではなく、ミュージカル要素がある暗い映画。あまり面白くなかった。特に前半はカメラの揺れが酷いうえに話もつまらなかったので後半になるまでなかなか没入感を得ることが出来なかった。画面もセピアというか色彩を落としてあえて暗い感じを演出しているのもあまり好みではない。ストーリーも周囲の人間が頭おかしい人だらけなので物語に全く整合性がない。こんな風にならんだろと思う。正直もっとダークな展開に出来ないこともないし、メッセージ性もよく分からなかった。移民?共産主義?貧乏?選択?とイマイチ何が伝えたかったのか理解し難い作品だった。後半は没入感も生まれて最後まで観れたが、それだけかなという作品だった。

荒野の七人

ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックイーン出演。豪華な俳優陣らしいが、無知なためマックイーンしか知らなかった西部劇映画。『七人の侍』も観ていないので楽しめるポイントも少なく、これといった盛り上がりや没入感を得ることが出来なかった。名作なんだろうが今観ると全く面白くなかった。

NEXT -ネクスト-

ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール出演。2分先が視える能力を持つという設定のSF映画。最初の方は面白かったが段々と尻すぼみになっていき、最後の方は単なる駄作だった。俳優陣も豪華なのでB級ではないのかもしれないが、非常に作りが雑な印象。設定もよかったしもう少し何とかすれば傑作になったのになぁと思う非常に惜しい作品だった。ジェシカ・ビールはめちゃくちゃ可愛い。

ブレードランナー ディレクターズカット(最終版)

ハリソン・フォード出演。リドリー・スコット監督。レプリカントと言われる人造人間が登場するSF映画。名作と言われるので観てみたが今観るとさすがにきつかった。特に前半は退屈で寝てしまったので巻き戻してもう一度観なければならなかったレベルである。とにかくずーと暗い。台詞も少なく、常に雨も降っているうえ話も暗くテンポも悪いのでかなりきつかった。時代を考えれば名作だとは思うが、面白いかどうかでいうと大して面白くなかった。「生とは何か?」「人間とは何か?」といった哲学的な作品にも感じたので受け取り方次第では深さもあるだろうが、私はそういったことはあまり得意ではないのでやや退屈に感じた。

エンド・オブ・ホワイトハウス

ジェラルド・バトラー出演。キングダム、ステイツとシリーズ化されている第一作目のアクション映画。つかみは良かったのだが尻すぼみでイマイチだった。特に何か起こるわけでもなく淡々とアクションを繰り広げながら人質事件を解決していくシンプルな映画。画面も暗くて分かりにくいし、最後まで没入感を得ることが出来なかった。かなり物足りなかったので次作は観ないと思う。

時計じかけのオレンジ

キューブリック監督の暴力、性暴力を扱った社会風刺映画。少し難しい映画だった。冒頭からの造語のオンパレードは嫌気がさして面倒くさいなと思ったが、後半にかけてはそれなりに観れた。今まで観たキューブリック作品の中では全く意味が分からないこともなくかなりマシな方だった。マシなだけで面白いかと言われると相変わらず全く面白くないが序盤の『雨に唄えば』は笑った。

ファースト・マン

ライアン・ゴズリング出演。アームストロング船長の伝記映画。全く面白くなかった。とにかく暗い。本来は月面着陸という明るいニュースのはずがアームストロングの苦悩など暗い話ばかり取り上げているので何も面白くなかった。話が暗い、画面も暗い、つまらないとこれといっていいところがない映画だった。アームストロングに興味ある人はどうぞという感じの盛り上がりにかける伝記映画だった。

A.I.

スピルバーグ監督のAIロボットと愛をテーマにした映画。キューブリックの企画をスピルバーグが引き継いで映画化したらしい。最初の1時間はよかったが、途中から退屈になっていった。ブレードランナーみたいに哲学や倫理観を絡めて話が展開していくのかと思いきや、中盤後半で少し方向性が変わっていった。中盤後半からはかなり冗長だし、ジュードロウの絡み方も微妙で正直なかなかの駄作だと思う。余談だが私はエンドロールでジュードロウが出ていることに気が付いた。

スリーピー・ホロウ

ジョニー・デップとティム・バートン監督のタッグ映画。本当につまらなかった。映像も暗いし、登場人物や人間関係も少し分かりにくいし、話も全く面白くない。グロシーンが多いので子供向けではないが、それでも面白くなかった。正直★1でもよかったが、期待していなかった分とクリスティーナ・リッチが可愛かったことでまだマシだった。

タイタンの戦い

サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン出演。ギリシャ神話の映画だけあってゼウス、ハーデス、ポセイドン、クラーケン、メデューサなどなど聞いたことある神や怪物がたくさん登場する。ギリシャ神話に精通していないが、キャラクターだけは見聞きしたことあるものがほとんどなのでいけるかなと思ったが全く面白くなかった。映画がつまらないのかギリシャ神話がつまらないのか皆目見当もつかないがとにかく面白くなかった。続編の逆襲は観ないと思う。

バットマン(1989年)

ティム・バートン監督によるバットマンシリーズ第一作。マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー出演。今作の敵はジョーカー。バットマンなのでさほど面白くはない。随所にティムバートン監督っぽさが表れている。今観ると少し古臭かった。俳優陣も好きな俳優がいないので個人的にはそこまでだった。ただバットマンになる過程も含め超有名なジョーカーも出ることだし、正直これだけ観とけばいいんじゃないかなぁという感じはする。後の作品はやっていることも同じかつワンパターンで俳優を愛でるだけの作品になっている。面白さはあまり変わらないが、続編のリターンズとフォーエバーはミシェルファイファーとニコールキッドマンが尋常じゃないぐらい美人でそれだけでも楽しめたので★3にした。

バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲

フォーエバーの続編。シリーズ4作目にして最終作。またもや俳優陣が一新され、ジョージ・クルーニーをバットマンに据え、シュワちゃん、クリス・オドネル、ユマ・サーマンと豪華俳優陣が出演している。今作の敵はMrフリーズとアイビー。正直バットマンシリーズはもはや私の中で俳優陣を愛でるだけの映画になっている。内容はノーラン版もティムバートン版も面白くない。ただ今作はジョージクルーニーのバットマンが少し合ってないのと、シュワちゃんの無駄遣い感を覚えた。ロビン役のクリスオドネルは悪くないが、女性役がユマ・サーマンなのがきつい。ミシェルファイファー→ニコールキッドマンと超美人が続いたのにユマ・サーマンじゃさすがに物足りない。バットガールもそうでもないし。もはや内容なんてあってないようなもんなんだからそこは美人をキャスティングしてくれないと観るモチベーションもだだ下がりだった。正直、ノーラン版でも内容はあってないようなもんだからケイティホームズと最後にアンハサウェイを持ってきてくれたことによってモチベーションは保てたが、このバットマンシリーズは最後にユマサーマンだったので全くモチベーションが保てなかった。シュワちゃんもずっと凍っているので見所さほどないし、ジョージクルーニーはいまいちでもはや俳優を観て楽しむことすら出来なかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました