前回ファンが壊れたのでファンを交換ついでにSSDに換装してみました。
もうクリックするたびに10秒ぐらいかかるようなお爺ちゃんパソコンでほぼゴミみたいな挙動のノートパソコン。
スペックは
- W255HUシリーズ(UNITCOM)
- OS:Windows 10 64bit
- CPU:intel core i3-2350M 2.30GHz
- メモリ:8GB DDR3
- HDD:TOSHIBA MK5059GSXP 500GB
- マザーボード:不明
- グラボとサウンドカード:オンボード
どこで買ったかも忘れた10年前のノートパソコンです。
用途は実験用、やばめ用にしか使わないといった完全に闇PC。
もはやネットも満足に見れないようなお爺ちゃんPCです。
ファンを交換した後、ついでにどうせならどっか増設しようかなと考えました。
どこを交換するかということで、CPUやメモリも考えました。
しかしCPUは対応ソケットの一覧を見てもコスパ的にイマイチでしたし、メモリはサブPCなのでそんな重労働するわけでもないので8GBで十分。
タスクマネージャーを見てもディスクの過負荷が激しい。
ということで一番負荷をかけて寿命が近いのはHDDだろうということでSSDに換装してみました。
これがまさかの大当たり。
このPCはマザボがGPT形式に対応していないため、前回の記事で述べた通りMBR形式のままクローンを作成して少し手間がかかったんですが、その甲斐ありました。
何もかもめちゃくちゃ早くなりました。
世界が違います。
以前デスクトップをSSDに換装したときは、もともとデスクトップのスペックも十分だったこともありほとんど変化を感じませんでしたが、ノートパソコンに関しては劇的に早くなりました。
交換方法
方法といってもネジ取って差し替えるだけなんですが、SSDが以前のHDDに比べて薄いので綿を貼り付けて高さを調整して、動かないように固定しました。
後は元々ついてた透明ケースを活用しつつ差し込んだだけです。
購入したSSDは前回と同じWD。
OSの起動
Windowsの起動は以前なら5分ぐらいかかったのが、1分程で起動します。
これはデスクトップでも早くなったので、予想通りでした。
クリックの反応速度
以前なら何も起動していなくてもフォルダを開くだけで10秒以上かかりましたが、普通にクリックと同時に反応します。デスクトップ並の速さです。
ソフトやファイルの展開速度
以前ならGoogleChrome開くのも1分ぐらいかかるので、もはやネットすら見ることもなかったのですが、SSDに変えてからは4秒で開きます。
また、ソフトやファイルの展開速度だけでなく、ごみ箱にファイルを捨てるのも以前ならタスクバーが出て5秒程ぐらいかかったのにバーがでることなく瞬殺です。
以前は誤クリックしたら30秒ぐらい待ったり、最悪フリーズするレベルのPCだったのにこの変貌ぶりには驚かされます。
ファイルの転送速度
以前なら同じネットワーク上にあるデスクトップにファイルを移動する際、最大30MB/s、遅いときは5MB/sぐらいでした。
しかし今や常時100MB/s以上の速度で転送してくれます。
総合的な感想
パソコンに負荷がかからないように最低限の設定で使っていたゴミのようなお爺ちゃんノートPCが完全に蘇りました。
設定の差はあれど、購入した10年前当時よりも明らかに快適でスピーディーです。
こんなゴミみたいな10年前の安物PCが以前よりも戦闘力を増して戻ってくるとは思いませんでした。
前回SSDを購入した際、CPUやメモリの進化に比べて、SSDは明らかに今までと全く違った画期的な技術だと感じていました。
デスクトップでは元々十分なスペックの状態で換装したため凄さを体感できませんでしたが、今回SSDの凄さを体感出来て非常に満足しております。
むしろ1万ちょいのSSDで新品のPCをゲットしたような感覚でコスパ的にも大満足です。
HDDと違って音も静かで、ノートは常時つけっぱなので電力や熱に関しても助かります。
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