市民ケーン
新聞王ハーストをモデルとしたフィクション伝記映画。アメリカ映画史上で1位など超傑作と名高い市民ケーン。全く面白くなかった。何が名作なのか本当によく分からなかった。戦前に作られた映画ということや製作背景を鑑みれば話は変わってくるかもしれないが、今観ても何も面白くないし単なる古ぼけた白黒映画だった。「バラのつぼみ」だけは一貫したテーマだったのでそれだけ覚えていれば教養で何かの役に立つかも?ぐらいだった。当時の世相や技術レベルが全く分からないので何ともいえないが、調べてみると「撮影技法が~」「ハーストによる上映妨害が~」ということも書かれていたのでそういった歴史や当時の上映までのハードルがあることにより伝説的映画になっていったのかもしれない。とりあえず今この映画だけを観ても面白くなかったのだけは間違いない。
マトリックス
キアヌ・リーブス出演。仮想空間を舞台にしたSFアクション映画。高校生ぐらいのときに映画館に1と2を観に行った記憶がある。当時とても話題になっていたので、ミーハーとして観ないわけにはいかなかった。その時も面白くないなと思ったが、20年経って観てもやはり面白くなかった。単純に話が難解なのが原因だと思う。分からないことはないが、細かい所で分からなくなる。キューブリックの作品とは少し違うがやや説明不足な点では似ている気がする。作っている側は一生懸命だろうが、私みたいなライトな層にとっては映画なんて娯楽の1つで最初から集中して鑑賞していない。そのため没入感得るまではもう少し内容を伝える描写が欲しいかなと感じる。アクションだけを観て映画を楽しめる人ならそれでもいけるだろうが、私はそのタイプでもないので相変わらず今観てもイマイチだった。この手の作品に信者が生まれるのも分からないでもないが、個人的には苦手な映画。
ブレードランナー 2049
ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス出演。大傑作と言われているSF映画、ブレードランナーの続編。観るなら前作を観ていた方がいいと思う。前作もかなりつまらなかったが、今作も全く面白くなかった。つまらない、テンポ悪い、長いの三重苦。木馬を拾い上げて確認するだけで2分ぐらいかかった気がする。つまらんからハッとさせられる感もないし、ミスリードもああそうですかぐらいで終わってしまう。前作同様、哲学的な要素も引き継がれている。ただ、相変わらず辛気臭いし、いいところといったらバーチャル彼女のアナ・デ・アルマスが超絶可愛いことぐらいだった。
トレインスポッティング
ユアン・マクレガー出演。音楽がオシャレなぐらいで中身があまりにもない厨二病映画だった。薬だのが好きな人はどうぞというぐらい。観る前からなんとなく分かっていたので特にイライラもしなかったので★2でもよかったが、あまりにも内容が無かったので★1にしておく。
ミッドサマー
ここまでの糞映画はなかなかないだろと思うぐらい糞映画だった。私はエロもグロも全く嫌いではないが、エロ、グロ、カルト宗教、中身の無さ、テンポの悪さ、2時間半という長尺と絵に描いたような糞映画だった。話題になったこともあり事前情報無しで観たが、30分でつまらんなこれと思ったが1時間ぐらい経つと方向性も内容もさらにつまらなさが加速していった。一応最後まで観たが特に何もなかった。怖さもエロさもグロさも胸糞さもすべてが中途半端だし、ストーリーもあってないようなもの。2時間半も何を流していたのか疑問に思うレベルだった。まぁこの手の映画は中学生ぐらいがギャーギャー騒いでればいいんじゃないかと。それ以外どの層に需要があるのかよく分からない。成人の5%ぐらいの人にしか刺さらないとは思うが、この手の映画は少数信者の声がでかいせいかカルト映画になっていき知名度が上がってしまうため、たまに出会ってしまうのがたち悪い。単なる厨二病要素盛りだくさんの映像が綺麗なだけの雰囲気映画だと思う。『サイン』以来な気がするなこの無意味な感じ。サインの方が豪華俳優陣と時間の短さでまだマシだった。
エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜
マリオン・コティヤール出演。歌手エディットピアフの伝記映画。マリオンコティヤールも好きだし、エディットピアフの曲も好きで少し関心があったので鑑賞してみたが、ここまでつまらないかというぐらいつまらなかった。画面も暗くて観にくいし、時系列も行ったり来たりして観ているこっちも面倒臭い。ならばマリオンコティヤールだけ観て楽しめばいいかと思いきや、特殊メイクのせいで可愛さと色気が皆無。魅力も半減してもはや何を楽しめばいいのか分からないレベルだった。特に山やオチもないし無駄にちょっと長い。映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも言えることだが、やはりアーティストは作品だけに限る。半生追ってもという感じ。フランス人が観たらまた違うのかもしれないが、日本人が観ても何も思う所が無い。マリオンコティヤールがオスカー取っただけのつまらない映画だった。そういう意味ではディカプリオさんの糞映画『レヴェナント』と被る。
悪の法則
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ブラッド・ピッド出演のサスペンス映画。リドリー・スコット監督。超豪華出演陣×リドリースコットで期待していたがイマイチだった。本筋に置いていかれることはなかったが、それでも観終わってから分からない箇所がある。難解といったら観る側に責任があるように聞こえるが、はっきりいって見せ方が悪い完全な駄作だと思う。登場人物は多いうえにそれぞれの立場が違うのでそれだけでも話を追うのにいっぱいいっぱい。それに加えて格好つけた言い回しや比喩表現、またリドリースコット大好きな哲学的な要素も加わって無駄に分かりにくくなっている。事件に関する直接的な描写や表現も少なく、この面倒くさい会話に例えながら帰結していくのでどうなんこれと思ってしまった。電話かつ暗に示す会話だけで「誰の手下で」「どういう立場で」「何をしたか」を把握しなければいけないこともあり非常に分かりにくい。結局、オチも弱いし、上手いことまとめられてない単なる駄作だと思う。哲学的要素や格好つけた言い回しをやめて普通に事件に関する会話だけにすればシンプルでまだ面白かったかもしれないが、たくさんの人が関わる事件に色んな要素を詰め込みすぎてもはやまとまりがつかなくなっていた。めちゃくちゃつまらんくはなかったので★2ぐらいが妥当な気がするが、大好きな俳優陣勢揃いにも関わらず出来が悪かったので★1かなと。ストーリー自体も描写を少なくして会話表現を難解にしてあるだけで正直大して面白くない。
未知との遭遇
スピルバーグ監督のUFO映画。ファイナルカット版を観たが何も面白くなかった。2001年宇宙の旅よりはきつくないが、終盤の間の取り方はそれを彷彿とさせる感じで非常に退屈だった。盛り上がるところは全くない。傑作と聞いていたので期待していたが、まぁ時代かなという感じ。話やストーリーもあってないようなもんだし、今観て楽しめるもんじゃない。
ムーラン・ルージュ
ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー出演のミュージカル映画。ラ・ラ・ランドやマンマミーアがいけたのでムーランルージュもいけるかなと思ったが、かなりきつかった。特に冒頭30分とか内容ないし、ただ単に歌って踊っているだけ。つかみが一番きつかった。それ以降は少しはストーリーはあるが、基本はミュージカル調が続いて観るのがきつかった。大半の男はこの映画無理なのではないかと思う。ディズニーランドのパレードとか楽しめるような人ならいけるかと。ミュージカルいけるんかなと思ってニコールキッドマンにつられて鑑賞したのが間違いだった。
タイムマシン
H・G・ウェルズ原作のSF映画。ウェルズの原作は読んでいないが、ウェルズなのでしっかりしているのだろうと思って観てみたが、単なる駄作だった。SF映画かと思いきやどちらかといえばファンタジー寄りに展開されていき、最後の方はつまらんすぎてどうでもいいわと思ってしまった。ウェルズとヴェルヌがいつもごっちゃになってしまうのは私だけなのだろうか。
バトルランナー
シュワちゃん出演のアクション映画。ディストピアというと言い過ぎかもしれないが、それに近い世界観を有する映画だった。はっきりいって全く面白くない。だらだらと単調なアクションが続くだけで全く入り込めないし面白くもない。シュワちゃんは好きなので観てみたが、完全に無駄な時間だった。
エンド・オブ・デイズ
シュワちゃん出演のホラーアクション映画。駄作にも程がある。面白ければまだいいが、つまらなすぎて無神論者である私としては信仰だの神だの悪魔だの勝手にやってくれと思ってしまった。悪魔も悪魔でダラダラしてるし無茶苦茶な映画。見所はヒロインが少し可愛かったことぐらいだった。
ANON アノン
アマンダ・セイフライド出演のSF映画。データ解析をする目を中心に話が進んでいくわけだが、ハッキングだの改竄だの消去だの言いだしたら何でも出来てしまうので設定はまだしも話の展開に無理がある。面白ければいいが、盛り上がるシーンもないし淡々と進んでいきどう観ればいいか分からない映画だった。アマンダ目当てで観たが、アマンダの濡れ場があったことぐらいしか見所がなく、話も設定もオチも何もかもつまらない映画だった。
アレクサンドリア
レイチェル・ワイズ出演の歴史映画。時代はローマ帝国がくたびれてきた頃でアレクサンドリアが舞台。主人公の天文学者ヒュパティアは聞いたことすらなかったが、レイチェルワイズとエジプト、ローマ帝国といった歴史物なのでとりあえず鑑賞。信じられないぐらいつまらなかった。扱っている時代が古すぎるとはいえ、ガリレオばりにもっと科学的な会話や歴史があるのかと思いきやずーっと宗教やら神の話をしていた。勿論そんなことが建設的な議論に繋がるわけがないので本当にどうでもよかった。敬虔な人だけ観とけばいいだろという映画だった。流れも世界史でよくあるお決まりのパターン。
運命のボタン
キャメロン・ディアス出演のボタンを押したら誰か死ぬという設定の謎映画。ゴミみたいな映画だった。まだゴミの方がリサイクル資源に回せるものもあるのでマシではないかと思う。設定を活かさずに全く意味不明な方向に走り続けていった。キャメロンディアスは大好きなのでどの作品も可愛さを観るだけで楽しめるが、この作品は酷い。よくこんな仕事受けたなと思う。
2012
結構売れたパニック映画。パニック映画は好きで、売れたということもあって期待をしていたがさっぱりだった。地球滅亡という話のスケールのわりにやっていることが小さすぎて話にならん。原因は1グループによる人災だし何やってんだこれと思ってしまう。つまらないせいか集中も出来ないし、何より2時間半以上あって長い。よくこんなつまらないシーンだらけなのにここまで尺を残したなと感心してしまう。パニックシーンも似たようなシーンばかりで背景が変わっただけ。つまらなさという点ではよくあるレベルなので★2ぐらいだが、長さ、知名度、売上などを考えると★1かなと思う。評価できるのはCG頑張ったねぐらいだ。キャストの魅力も全く伝わってこない。
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
マーゴット・ロビー出演のDC映画。アクションコメディのDCキャラ映画。ジョーカーもスーサードも酷かったが、ハーレイクインも酷かった。期待せずに観たが、期待を裏切ることなく予想通りの酷い映画だった。私がいくらマーゴットロビー推しとはいえ擁護のしようもない。DC映画のつまらんさは毎回だがその中でも酷い方だった。マーゴットロビーもコスプレしているので美貌を楽しむことも不可能だし、正直何を見せられているのか分からない。内容も無いし、世界観や設定もつまらんし、シリアス感も無いし、コメディも笑えないし、全く繋がっていない必要ないシーンも多いしといいところが何一つなかった。チャーリーズエンジェルみたいにしたかったんだろうなという場面はあったが、あの映画は可愛い姉ちゃんがテンポよくビシバシやるから成り立つだけであって、可愛くないコスプレされてやられてもねーという感じ。これじゃそこらへんの学芸会レベル。中学生ぐらいまでなら観れるかなという映画だった。
裏切りのサーカス
コリン・ファース、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン出演のスパイ映画。スパイ映画は基本的に難しいので観るのが面倒くさいが、これは特に面倒な部類に入ると思う。私は最初の1時間ぐらいでしんどくなって最後まで観ることが出来なかった。初めの30分ぐらい淡々と出来事が起きていくのだが、正直全く面白くない。それなりに面白かったら難しくても最後まで観ることは容易だが、掴みでこれだけ惹きつけられるものがないと本当にきつい。キャストが豪華なので観てみたが、さっぱりだった。私にとって映画は娯楽なのであんまりこういう風にされてもねぇ…という感じ。小難しいことが好きな理論派の人は観てもいいのではないかと思うが、普通の人には全く薦められない。期待していた分がっかりだった。
イーオン・フラックス
シャーリーズ・セロン出演のディストピアSF映画。40分程で観るのをやめた。シャーリーズセロンは大好きなので、美貌とアクションだけでも楽しめるかなと思ったがそんなことはなかった。まず現実感が全くない設定がきついし、何をやっているのかもイマイチ分からんのもきつい。ちょっとこの映画酷くないかと観てて思った。最後まで観れなかったので何とも言えないが、正直な所、これだけ複雑な世界観を90分程度でまとめて没入感を視聴者に与えることが出来るとは思わない。ただこんなつまらないものをだらだら2時間半やられても困るのである意味良心的と言えるかもしれない。
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン出演のファミリー映画。古典小説「若草物語」を基に作成された映画らしいが、尋常じゃないぐらい面白くなかった。若草物語を読んだことはなく、内容も全くしらなかったが、4姉妹の出来事が淡々と描かれているだけ。4姉妹とそれに関する人々で登場人物が多いうえに、過去と現在を行ったり来たりと中身がないくせにわりと真剣に観ないとついていけれない。まぁつまらないのでついていく必要もないが、如何に古典名作を映像化するのが難しいかこの映画を観ればよく分かる。若草物語を読んだことがあればまた違うんだろうが、そうでない私にとっては退屈すぎる映画だった。
Vフォー・ヴェンデッタ
ナタリー・ポートマン出演の謎映画。ちょっと小難しい映画だった。世界観の設定もよくわからんし、この手の映画は現実的ではなさすぎて私の頭ではついていけない。ジョージオーウェルの小説を読んだときと同じ印象。評価が高かったので期待していたが辛気臭いし小難しいしで私にはさっぱりだった。
ヴァン・ヘルシング
ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセイル出演のファンタジー映画。薦められたので観たが全く頭に入ってこなかった。冒頭の20分ですでに何をいっているのかあまり分からず、結局頭に入らないまま終わってしまった。同じファンタジー映画のロードオブザリングと同じような感覚。きっと私はこの手の映画は全くダメなんだと思うが、それにしても色んなことを詰め込みすぎて脈絡が無さ過ぎな気がしないでもない。ヒュージャックマンもケイトベッキンセイルも大好きだがこのキャストをもってしても★1だった。とにかく内容が頭に入らなかった。
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