- ボーンシリーズ(アイデンティティ/スプレマシー/アルティメイタム)
- キャビン
- E.T.
- アンタッチャブル
- ジョン・ウィックシリーズ
- グラディエーター
- X-MEN 旧三部作(X-MEN/X-MEN2/X-MEN:ファイナルディシジョン)
- ジョーズ
- ターミナル
- クリフ・ハンガー
- トロイ
- シャッターアイランド
- トレイン・ミッション
- イミテーション・ゲーム
- ランページ 巨獣大乱闘
- マスター・アンド・コマンダー
- ジョー・ブラックをよろしく
- ベン・ハー
- セント・オブ・ウーマン/夢の香り
- フライト・ゲーム
- トレーニング デイ
- エマニエル夫人シリーズ(無印/続/さよなら)
- ダンス・ウィズ・ウルブズ
- パルプ・フィクション
- バーティカル・リミット
- マッドマックス
ボーンシリーズ(アイデンティティ/スプレマシー/アルティメイタム)
マット・デイモン出演。『ボーン・アイデンディティ』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』の三部作のボーンシリーズ。スパイ物は好きだしとても売れていて有名なので凄く期待していたが正直期待外れだった。はっきりいって計6時間やるにはあまりにストーリーが弱すぎる。謎も初めから匂わしてきているので最後まで観ても驚きはないし、三部作でやる必要があったのだろうか。この程度の話なら1本3時間、もしくは2本に収めて密度を濃くした方がいい作品になった気もするが、ビジネス面を考慮すると…ということなのだろうか。画面も暗い画面が多く、あまり好きではない。女優も極めて微妙。つまらないわけではないが、面白いわけでもなく、印象に残ったシーンも特にないし何ともいえない作品だった。一番面白かったのは1のアイデンティティー。1だけでも話はある程度まとまっていたし、興行面を考えて謎を残しつつ3部作にしたんだろうなって思ってしまった。
キャビン
ホラー映画。私がホラー映画を見慣れていないせいか何とも評価しにくい作品だった。ホラー映画ってこんな感じなんかな。完全にB級映画だなと思って観ていると有名女優が出てきたりと軽く頭がパニック状態になった。だからといってストーリーに影響があるわけではなく、ストーリーは最後までくだらないまま。SAWみたいにしっかり作り込まれているわけではないが、CUBEみたいにめちゃくちゃつまらないわけでもなかった。正直よく分からない映画。短いのでさっとくだらなさを確認して観れたというのはかなり高評価。主役の女優も誰かしらないが結構可愛かったし、こんなにくだらないのにそれなりに楽しく観れた自分もいるのでそういう意味でよく分からない映画だった。
E.T.
超有名作品を今更ながら初めてちゃんと観た。子供、ファンタジー、感動とあまり好きではない要素盛りだくさんでなかなか腰が重くて観ることが出来なかった。しかし観始めてみると、不得意分野盛りだくさんであるにも関わらず最後までそれなりに観れた。今更感動するということはないが、物語も単純で無駄も少ないしこんな私がいらつくことなくこの手の映画を普通に観れたということはやはり名作なんだなと感じた。今観てもそんなに古臭く感じないっていうのも凄い。小さいドリュー・バリモアも顔がほとんど変わってなくて笑える。
アンタッチャブル
ケビン・コスナー出演の実話を基にしたギャング映画。他にもショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デニーロとオールスターキャストの豪華映画。ギャング映画はギャング同士の抗争を中心にギャング側から描いた作品が多いがこの作品は警察側から描いている。私はギャング映画を観ても反社はどう格好つけて描いても反社だろって思ってしまうので冷めてしまいがちだが、この映画はそういったきつさはなくどちらかと言えばケビン・コスナーを中心とした正義のヒーローものだった。この点は非常によく、物語も全く難解ではなくシンプルなためギャング物にしては非常によかった。とにかくショーン・コネリーの役が格好よすぎる。あんなおっさんになりたい。他のギャング映画と比べてよかったのでアルパチーノのスカーフェイスも観てみようと思う。
ジョン・ウィックシリーズ
キアヌ・リーブス出演。頭空っぽ系の殺し屋映画。内容はキアヌ・リーブスがひたすらヘッドショットを決めて殺していくだけ。結構期待していた分、期待外れなところはあったが面白さはまずまずだった。シリーズ物あるあるで1が一番面白かった。2,3もつまらないわけではないが1には劣っていた。96時間は1が傑作、2は良作、3は駄作と下り坂になっていったが、ジョンウィックは常にそれなりという感じで安定感の面はかなり評価できる。ただアウトローのくせに秩序を保つためのルールルールといちいち煩いのがいらつく。そんなルール守れるんならアウトローになってないだろと言いたくなるが、自分達で作ったルールには厳しいというのがマフィアというものなのだろう。
グラディエーター
ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス出演。古代ローマの剣闘士の映画。最後の五賢帝であり「哲人皇帝」で有名なマルクス・アウレリウス・アントニヌスからローマ史上最悪の皇帝と謳われるコンモドゥスの時代を背景に描かれた作品。名君、マルクス・アウレリウスの最大の過ちである息子コンモドゥスを皇帝に指名した時代背景を軸にコンモドゥスが自ら闘技場で剣を振るという放蕩ぶりを表す史料を上手いこと利用した細部まで歴史に沿ったなかなかよく出来ている作品だと感じた。ただ凄く気になった点はマルクスアウレリウスの「共和政に戻したい」という動機とグラックスとキケロという仲間の名前。なんぼ次皇帝が愚息のコンモドゥスとはいえ、民主政共和政帝政と様々な政治体制を取ってきた歴史ある当時のローマでその発言はさすがに無理がないかと疑問に思った。また、グラックスとキケロと聞くと誰もがグラックス兄弟と雄弁家キケロが頭に浮かぶが、それらの人物とは全く関係ないので頭が混乱した。子孫設定かよくある名前だから使ったのか理由は分からないが歴史的偉人と同じ名前にする必要があったのかなと疑問に思った。映画としては歴史大作あるあるでこれといって面白いわけではないが、歴史系映画の中では面白い部類だと思う。歴史作品は面白くするのは非常に難しい。ドラマ『ROMA』にも言える話だが、カエサリオンがとんでも設定になったりする以外の史実を細かくリスペクトしていたが、史実に沿いすぎるとエンタメ性が全くなくなるので単調な作品になってしまい、つまらない作品になってしまう。そんな中、フィクションに史実を上手いこと落とし込んだ作品だな感じた。
X-MEN 旧三部作(X-MEN/X-MEN2/X-MEN:ファイナルディシジョン)
ヒュー・ジャックマン出演。思った以上に超能力のオンパーレード作品だった。もはや何でもあり状態。つまらないわけでもなく、めちゃくちゃ面白いわけでもない三部作だった。作中でウルヴァリンの過去を1つのテーマとして扱っているにも関わらず、この三部作で全く解き明かす気がない点と綺麗に纏めることが出来たはずなのにあえて余韻を残して続編につなげた点だけはむかついた。三部作にするなら全て解決出来ただろうに…。おかげでウルヴァリンのスピンオフと続編を見なければいけないという商業的作戦に乗っからざるを得ない。まぁつまらなくはないのは救いだが、如何せんシリーズ本数が多すぎる。
ジョーズ
スピルバーグ監督の鮫パニック映画。何十年ぶりに観た。つまらないことはないが、今観るとさすがに色あせていた。政策も酷いが、それ以上に巨大鮫と戦う準備不足がお粗末すぎてゲームを縛りプレイでやっているとしか思えなかった。70年代の映画と考えれば凄い出来なのは間違いないが、大人になった今観ると思い出補正と音楽でしか楽しめない。初見の人はおそらくあまり面白くないと思う。おっさんがボロい船で巨大生物と戦ったりと会話やシチュエーション、雰囲気などが似ているせいか観ながら『老人と海』をちょいちょい思い出した。
ターミナル
トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演。空港を舞台にした映画。スピルバーグさんなので相変わらず可もなく不可もなくといった面白さ。内容はさほど無いし話もいまいち落とし切れてなかった気もするがこの手のほのぼの映画はこれでいいんだと感じる。トムハンクスの役柄的にフォレストガンプと似たような映画だなという印象。個人的にはフォレストガンプの方がイベントや歴史を絡ませて面白かった。ただこの映画の一番の見所は間違いなくキャサリンゼタジョーンズだと思う。いつかのCMに出ている時に比べて化粧と年齢が違うせいかはるかに可愛い。マスクの時のキャメロンディアスぐらいの衝撃だった。
クリフ・ハンガー
シルヴェスター・スタローン出演。山岳ぶら下がり映画。子供の時以来久しぶりに観たが、相変わらずクリフハンガーだった。中身や整合性は気にせず、スタローンたちがわちゃわちゃしているのを楽しむ脳筋映画。今観ると女が酷い。役に立たんならまだしも足を引っ張ってしかいない。可愛いから許されているだけだった。面白さはそこそこだが懐古と音楽でそれなりに楽しめる。
トロイ
ブラット・ピッド、オーランド・ブルーム出演。アキレス腱のアキレスさんを主人公にした古代ギリシャを舞台にした映画。歴史映画は大概そんなに面白くないが、これはそこそこ面白かった。トロイの木馬やアキレス腱など神話や史実を踏まえながらふんだんに盛っている。オーランドブルームの嫁がめちゃくちゃ可愛かった。ただチャンバラがそこまで好きではないので退屈な場面も多かった。
シャッターアイランド
レオナルド・ディカプリオ出演。スコセッシ監督のミステリー映画。正直あまり面白くなく特に前半は酷い退屈だった。ストーリーも苦手な分野だったので★2だったが、最後のディカプリオがかっこよかったのであのセリフだけで★3になった気がする。スコセッシ監督の作品は重いのでどうにも合わない。
トレイン・ミッション
リーアム・ニーソン出演。リーアムニーソン恒例のおじさん頑張るアクション映画。期待していたよりは物足りなかったが、そこそこ楽しめた。話に無理はあるが、あまり複雑でなく時間も短いので気軽に楽しむことが出来た。私は古典小説も興味があるので、リーアムニーソンが作中で言及している本が気になって仕方なかった。
イミテーション・ゲーム
ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ出演。第二次世界大戦中のイギリスの暗号解読に関するノンフィクション映画。暗号解読後にどうやって運用するんだろうと思いながら観ていたが、少しは答えが用意されてはいたもののあまり詳細に描かれていないのが非常に気になった。その点は少し残念だったがそれでも十分楽しめた。主人公の人生に関しては内容的にあまり興味は持てなかったが、映画自体は知らないことが多く、新鮮さを感じたので満足している。
ランページ 巨獣大乱闘
ドウェイン・ジョンソン出演。動物が大きくなって大暴れするわちゃわちゃ系映画。内容はほとんど無く、完全に頭空っぽ系の映画。元々そういう目的で観たせいか観終わった後もそれなりに満足してしまった。欲を言えばもう少し大きくなる動物の数を増やしてもっとワイワイしてほしかった。
マスター・アンド・コマンダー
ラッセル・クロウ出演。ナポレオン時代のフランス船と戦うイギリス船の戦争映画。つまらなくもないし、めちゃくちゃ面白いわけでもなかった。バトルシーンもそれなりに迫力はあるが、どちらかといえば船員のヒューマンドラマの詰め合わせだった。イケメン船医にはいつかゆっくりとガラバゴス諸島で生物研究をさせてあげたい。
ジョー・ブラックをよろしく
ブラッド・ピッド、アンソニー・ホプキンス、クレア・フォーラニ出演。恋愛ヒューマン映画。簡単に言えば死神の恋愛映画なのだが、色々な側面があり、何とも言えない作品だった。前半は死ぬほど退屈で後半盛り返すがとにかく長すぎる。なかなか後半に辿り着かない。1つ1つのシーンが長く、特にラストの方では間が大切なのは分かるが、それでも長すぎる。しかし私はこの映画、さほど嫌いではない。文句があるとすればヒロインの役が難しすぎて演技力が足りてない気がした。察しが良く、理解も早く、様々な感情が込み上げてくるあの役が難しすぎるから仕方ないと言えば仕方ないが、ラストは演じきれてない気がした。可愛いのは間違いないのでそれでOKといえばそれまでだが。
ベン・ハー
チャールトン・ヘストン出演。アカデミー賞総なめの伝説的映画。舞台は古代ローマ。歴史要素満載で嫌いな部類ではないしそこそこ面白かった。ただ如何せん宗教色が強すぎる。パンとサーカスの言葉通りほとんど戦車のシーンをイメージしていたが、それ以外テーマが結構重くかなり真面目な映画だった。後半の主人公はもはやベンハーではなくキリストだった。そして間が長いだけあって映画自体も3時間半と長丁場でやや冗長さを感じた。余談だが、漫画キングダムの魏のアレはこの映画を参考にしたんだなと観ながら思った。
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
アル・パチーノ出演。盲目の退役軍人と高校生による傑作と名高いヒューマン映画。不思議な映画でずっとふわふわした感じで結局そのまま観終わってしまった。私には特に刺さる物はなくあまり没入感も得られなかったが、アルパチーノの演技はさすがといったところ。タンゴの女優がめちゃくちゃ可愛かった。
フライト・ゲーム
リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア出演。飛行機内を舞台としたアクションミステリー映画。リーアムニーソンの頑張る親父シリーズとして期待していたが、さほど面白くなかった。これといった山場を迎えることがなく普通に物語が進行してこれといった驚きもなく普通に終わっていった。観れないこともないので駄作寄りの凡作ぐらいかと。CGも雑だった。
トレーニング デイ
デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク出演。麻薬取締官の話。内容はかなりアウトロー。デンゼルワシントンは安定感があるのでこの映画もやはりそこそこだった。オスカー受賞した作品だけあって珍しい役をやらせてもしっかり様になっていた。めちゃくちゃどうでもいいがライアンゴズリングの嫁が脱いでた。
エマニエル夫人シリーズ(無印/続/さよなら)
全作シルヴィア・クリステル出演。勿論哲学的な愛だの性の解放だのテーマはあるのだろうが、超有名映画には申し訳ないがただのエロ映画だ。半分以上は女の裸やレズ、性行為が繰り広げられている。困ったことに女優が美人なこともあり苦も無く最後まで観れてしまう。『エマリエル坊や』誕生のシーンらしきものがあったのと、曲も聞いたことのある有名な曲なので、エロ、坊や、曲で★が一つ上がってしまった。続編が2作あり、舞台はバンコク→香港→インド洋の島と移り変わり、2が特にエロだけで3は発展はあったが勿論中身はない。2だけは髪型が違うが一番似合ってると思う。
ダンス・ウィズ・ウルブズ
ケビン・コスナー主演兼監督。タイトルだけみてミュージカル映画だろと思って観始めたら、まさかの歴史系大作でびっくりした。インディアンとの交流や争いを題材としたアメリカ西部開拓時代の歴史映画。ブレイブハートなどにも言えるが歴史系によくあるつまるつまらんとかエンタメ性はなく、最後まで観れるよっていう映画。この手の作品はとにかく長い。歴史なので大筋は決まっているのでこれといった驚きもない。ただどちらかといえば開拓民が敵という視点なのでその点は珍しい作品だなと感じた。メルギブといいケビンコスナーといい出自的にどうしてもそうなってしまうのかなと思う。
パルプ・フィクション
ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィリス、ユマ・サーマン出演。タランティーノ監督のタイトル通りのくだらない映画。難解だと聞いていたので気合いを入れて観たが、全く難解ではなくむしろこれで終わりかよというくだらない映画だった。脚本やら音楽といったくだらない掛け合いと曲で楽しむ映画なのだろうか。私は嫌いではないが、ストーリーもオチも無いに等しいレベルなのでくだらない話と会話を楽しめない人には全く面白くないと思う。ブルースウィリスの彼女役が豊田エリーみたいな面白い顔して可愛かった。
バーティカル・リミット
クリス・オドネル出演。山岳アクション映画。誰かと思ったらセントオブウーマンの若者だった。映画自体は頭空っぽ系の山岳アクション。クリフハンガーぐらい古い映画かと思ったら2000年の映画ということにびっくりした。最後まで普通に観れた。空っぽ映画らしく、話が無茶苦茶すぎるのもわりとよかった。細かいことはいいからパニック楽しんでねという映画だった。ヒロインの女優がめちゃくちゃ美人だった。
マッドマックス
メル・ギブソン出演。リアル『北斗の拳』と言われれている有名な映画。メルギブがとにかく若かった。個人的にチンピラや暴走族、DQNといった程度が低い人種が苦手なので前半は非常に退屈で本当に名作なんかこれと思っていたが、後半は一気に引き込まれた。めちゃくちゃ胸糞悪くイライラしっぱなしだったので、終わってからもまだ物足りない感がありやや消化不良だった。さすがに『北斗の拳』の方が面白かったが一応続編も観る気になる映画。2以降を観るとリアル北斗の拳の意味がよく分かる。しかし2以降はさっぱり面白くないのが残念だ。
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